大雨後の亜高山帯
石狩山地(大雪山)の亜高山帯(標高1300〜1400m)での探索。もう少し標高を上げれば高山帯になる。本当は高山帯で探索したいところだが、特別保護地区となるので、指をくわえることしかできない。先日の大雨でかなりの増水があったらしく、沢付近の環境も荒れた状態であった。それでもエゾガロアムシはたくさん確認することができたが、他の生物に関しては以前訪れた時に比べてかなり減っていた。ダイセツヌレチゴミムシ...
View Article土場探索もそろそろ終盤
亜高山探索の際、土場を見つけた。時間も余っていたので、何か珍なものが見つかるかもと探してみることにした。時期がやや遅めなのであまり期待はできないが。土場には針葉樹と広葉樹があり、伐採されて新しい。まずは針葉樹。シラフヨツボシヒゲナガカミキリ Monochamus...
View Article期待し過ぎると裏切られるのはよくある事
亜高山帯の沢脇の斜面。(先日、謎の無翅ハエを見つけた場所)礫層を掘れば、エゾガロアムシやキタツヤシデムシ、ルリマルクビゴミムシなどが出てくる場所にて、小型甲虫が出てきた。場所が薄暗いので、よく分からなかったが、おそらく未見。とても珍な北方系&高山種だろうと、期待し持ち帰って調べてみることにした。拡大して観察すると・・・タマキノコムシの一種体長:約3mm特徴からおそらくLeiodes...
View Article宇宙人的昆虫
昆虫の顔というのは、種それぞれ。拡大して見ると、なかなか面白いもので、滑稽な顔あり、イケメンあり、ブサイクあり、優しい顔や怖い顔・・・などなど。ミヤマメダカゴミムシ Notiophilus...
View Articleエゾガロアムシの成虫になる過程・改
前回、エゾガロアムシの終齢から成虫になるまでの過程についての記事を記載したが、訂正箇所が出てきたので、改めて書き記すことにした。(前回の記事は削除済み)わたし個人の飼育による結果をまとめております。過程は他の昆虫と比べて特殊。左:亜成虫♀...
View Article北海道のクモガタガガンボについての中途半端な詳細(改)
北海道に生息するクモガタガガンボは現在、チビクモガタガガンボChionea gracilistylaとニッポンクモガタガガンボChionea...
View Article北海道のクモガタガガンボ♀についての中途半端な詳細(改)
北海道に生息するクモガタガガンボは現在、チビクモガタガガンボChionea gracilistylaとニッポンクモガタガガンボChionea nipponicaの2種が分布・・・というのは前回の記事に記したので割愛。前回は2タイプの雄について調べてみたが、今回は雌の違いについて調べてみた。<上面>左:Aタイプ♀...
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