1ヶ月ぶりの探索。
今回はヒメウスバシロチョウの卵を探し出すことが目的。
春には幼虫の食草であるエゾエンゴサクが一面に咲く場所であるが、夏以降はイタドリやイラクサなどの下草に覆われてしまう。
ウスバシロチョウが枯れ枝や石に産卵するという事なので、本種も同様だろうと、手当たり次第落ちている枯れ枝を物色するも全く見つからず。
春に幼虫を見つけている場所なので、どこかに卵はあるはずなのだが・・・
食草や食樹というような決まった場所に産卵する種ではないので、地域一帯が産卵ポイントとなってしまう。
産卵クセが分かれば少しは楽なのだが、これは厳しい。
隠して産卵する種でもないので、楽観視していた。
結局、見つかったのは、寄生蜂(?)にやられてしまった卵と・・・
(枯れ草に産卵されていた。)
石に付いていた既にになった卵のみ。
どちらも産卵位置から本種のもので間違いないと思われるが、卵の状態が悪いので納得いかない。
この場所には絶対にあるはずなので、時間があればもう一度挑戦してみたいと思うが、イタドリの枯れ茎に産卵していたら、探し出すのに相当苦労しそうだ。
イタドリが生えていない新たな場所で探すか、迷うところ。
おまけ
林床の湿った枯れ木に何やら白いものが付着していた。
ヨーグルト?
拡大すると雫のような丸い物体がびっしり。
さすがに気持ち悪く感じた。
粘菌の一種だろうか。
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落ち卵拾い
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