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Channel: 探索・採集・飼育みたいな雑記的記録
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ハゲると魅力値が低下するのは人も同じ

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以前、苦労して採集したアケボノマイマイ。
しっかりと撮影しようと思っていたが、2ヶ月も経ってしまった。
それには理由があって・・・


成貝(色帯型)
なぜ、撮影をしぶっていたかというと、この成貝の殻は擦れが激しく、色帯も不明瞭。
肝心の特徴(?)である毛もほとんど失ってしまい、被写体として魅力に欠けるからである。
しかもこの個体、警戒心が強く、なかなか人前では本体(軟体部分)を出さないので、撮影できる状態になるまでかなり待たされる。
この魅力的でない個体の撮影のために忍耐を強いられることは、気の短いわたしにとって苦痛のなにものでもない。
待っている間に探索へ行ける・・・んなわけない。

でも擦れた個体って、今まで色々な困難を乗り越えて生き抜いてきた証しでもあったりするので、一概に否定はできないけど・・・


幼貝(褐色・無帯型)
殻の大きさと色彩からアポイマイマイに似ているので、誤って混じってしまったら大変な事になる。
採集時から比べると巻きが増え、大きく成長した。→採集時の記事
ね?大きくなったでしょ?
成貝になるにはまだ時間が掛かりそうだが、今のところ毛もしっかり残っている完品状態なので、今後が楽しみ。
警戒心も強くないので良い子である。


幼貝(白色・無帯型)
もう少し成長したら成貝になる大きさ。
こちらも完品で、警戒心も強くない。この子も良い子だ。

カタツムリも同種であっても、単純な部分で性格はそれぞれ。
育った環境というか経験によって変わってくる。
特に若い個体は経験が少ないために警戒心が低いのだろう。


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