昆虫の顔というのは、種それぞれ。
拡大して見ると、なかなか面白いもので、滑稽な顔あり、イケメンあり、ブサイクあり、優しい顔や怖い顔・・・などなど。
ミヤマメダカゴミムシ Notiophilus impressifrons
標高1000m付近の高山にて石の下から見つけた。
高標高の発見で、体長も5mmほどであったため、本種よりも小型のヒメミヤマメダカゴミムシかと思ったが、詳しく調べてみると上唇前縁に切れ込みがあり、肢も黄褐色だったため、ミヤマメダカゴミムシと同定。
大きな複眼が突出しているため特異な体型、銅色の金属光沢。
拡大して見ると、なかなかいい虫ではありませんか。
上から見ると、大きな目からカワイイ感もあるこの甲虫。
正面から顔を見てみると・・・
ハンミョウ類を頭部正面から見ると悪魔のような顔つきであるが、本種は宇宙人のような顔つきだ。
宇宙人と言っても友好的な性格ではなく、この顔は人間を狩ったり拉致して解剖とかしまくる凶悪で残忍な性格の宇宙人顔である。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
とは言え、我々が昆虫採集して、毒瓶に突っ込み標本にしたり、交尾器などの器官を確認するため解剖することは、虫達にとって凶悪残忍宇宙人の行為となんら変わりないだろう。
自分のしている行為に「はっ!」とさせられた瞬間。残忍と言われても反論できまい。
ちなみにわたしは悪魔も宇宙人も実際に見たことはありませんが・・・
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宇宙人的昆虫
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