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Channel: 探索・採集・飼育みたいな雑記的記録
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飼育中の病死と事故死

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長く飼育しているといろいろあるもので・・・


亜成虫から脱皮し成虫となったエゾガロアムシ♂(石狩山地産)
採集時は終齢で、「終齢→脱皮→亜成虫→脱皮→新成虫」といった経緯。
久々に完品の雄を得ることができたので、サンプル(液浸標本)にするのも良かったが、改めて交尾を撮影したかったので繁殖用に決定。(共食いするので繁殖はハイリスクな賭け)
雌の容器に移そうと、小石を取り除いていたら、手が滑って、虎の子の雄にクリティカルヒット(直撃)・・・
サンプル(液浸標本)になりましたとさ。


こちらはエゾガロアムシ♀(石狩山地産)
頭部や胸部、肢の各所が黒く壊死し、先日衰弱死してしまった。
細菌やウイルスなど感染症と思われ、長く飼育していると発症率が上がり、致死率も高い。
同じような症状ではバッタ類にも見られる。


飼育に限った事ではないが、成功の裏には多くの失敗の積み重ねがある。
しかもこれらの失敗は注意すれば避けられるものが多いので、実に効率悪いし、やりきれない。


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