遠征して北大雪のある山に登山。
目的は純粋な登山ではなく、高山に生息するある数種を見つけ撮影する事。
早朝3時に札幌を出発。高速道路を快速に飛ばし、6時に登山口に到着。
札幌や旭川の天気は良かったのに現地に近づくにつれ雲が濃くなり、時々霧雨状態だったが、山頂からの眺望は期待していないので構わず登山決行。
登山者名簿に名前を書いて・・・ん?
前日とか数日前の何度かヒグマ目撃との登山者の情報が・・・
なかなかヒグマ出没頻度が高い山のようで。
初めて探索する場所はただでさえ不安なのに、追い打ちをかけるような闇情報。
駐車場には1台の車があり先行者がいるようなので、少しは安心だったが、わたしの登山ペースが速いのか、早々に追い抜いてしまった。
もう誰もいない。ふふふ・・・あははは・・・
しばらく登ると、雲がなくなり、視界が開けてきた。
下界には雲海が広がる。
絶景であったが撮影技術に乏しいので写真はしょぼい。雲海の撮影は難しい。
雪渓があった場所。
少しも雪は残っていない。7月上旬頃に登ればよかった。
頂上付近。
花の時期ももちろん終わっている。
この頃から、下界を覆っていた雲が流れるように上がってきて、辺りが薄暗くなってきた。
この辺りは開けていて目印になるような物もないので、うろうろしていると遭難してしまいそうだった。
暗くてピントが合わず写真もボケボケ。
そんな心細いわたしに癒しを与えてくれたのがコチラ↓
シマリス君
人馴れしているのか、かなり接近してきた。
花か実を立ち上がって食べていた。
か、かわいい・・・
どうやら、人馴れというより、わたしに感心がないようだ。
野生の哺乳類は警戒心が強いので、このように近くで観察できた事は貴重だ。
あっ、そうそう、ヒグマには合わずに済んだよ。
探索神に感謝。
探索結果については次回。
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不安と癒しの登山
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