目的外の外道だけど、ちょっぴり気になった小型ゴミムシにスポットライト。
アシグロチビヒョウタンゴミムシ Dyschirius tristis
体長約3mm
干潟の石の下から発見。
小さいので目視ではなんとなくヒョウタンゴミムシの仲間と分かるくらいだった。
帰宅してカメラで拡大撮影してやっとこんな形なんだと把握でき、その特徴から同定できた。
強い黒色の光沢、腰のくびれ具合・・・セクシー
キイロヒラタチビゴミムシ Trechus ephippiatus
体長4mmほど。
河原の流木下から発見。
チビゴミムシの仲間のくせに北海道~九州まで幅広く分布する非珍なゴミムシだ。
チビゴミムシたるもの狭い限られた地域でのみ分布すべきと偏見的な見方をする私であるが、この子の特徴を把握しておけば、北海道に分布する本種以外のキイロチビゴミムシ亜属を区別する手ががりとなるので、個人的には重要なサンプルとなってくれるものだと信じている。
まぁよく見ると、琥珀のような透き通った光沢があって、美しく感じるではありませんか。
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非珍でも魅力あり
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