ある目的があって札幌近郊の沼やら水路やらガサってみた。
まずは成果のなかった沼から。なので今回は序章。
ドブガイと思われるが、A型のヌマガイなのかB型のタガイなのかは分からない。
それにしても大きくて重量感がある。
食用にできるらしいが、名前の通りドブ臭いという。
お腹がデリケートなわたしがうかつにも食したなら下痢必至だろう。
殻の色は異なるが、これも同じドブガイだと・・・
アズマヒキガエル Bufo japonicus formosus
いきなり、ぬぼっと藪の中から現れたお馴染みの国内移入種。
急速に分布域を広げ、生態系を攪乱しているらしいが、個人的には駆除に対して中立で関与しない。
捕獲や卵塊を除去する方法は、もう焼け石に水。
ミズカマキリ Ranatra chinensis
ここ数年、個体数が減ったのか、すっかりご無沙汰であったのでちょっと嬉しい。
現在でもヒメミズカマキリは普通に見られるのに・・・やはり大きいとなにかと不憫で環境の変化に敏感なのかしらん。
ここの沼、ゲンゴロウ類が陳腐なヒメゲンゴロウすら入らない。
しかもヒシが多く、1回すくう度に網に沢山の実が絡まってくるからイライラする。
こんな沼は放尿して撤収だ!(おいおい)
次回は本題。
Gasaってハニー・序
シン・Gasaってハニー
北海道RDBで希少種に指定されている「キスジホソハムシ」が今回の目的。
実は札幌近郊の沼や水路に多産しているらしいので、札幌を去る前に探しておきたい。
もう日数も少ないので、やや焦り気味で出撃。
自宅から1時間も掛からない近場にある水路
(写真では分かりづらいが、左下から右上にかけて流れている。)
キスジホソハムシのホスト(食草)であるドクゼリが普通に生えており、見た感じは深くなさそうなので、気軽にガサできそう。
ウェーダー着用して水路へ降り、水場に足を踏み入れた途端、ズボーーーッ!!
腰辺りまで一気に沈んだ。た、助けて~
どうやら浮島状態になっており、実際かなり深い。
これは河童のトラップだ!うかつに近づいた人間を引きずり込み、尻子玉を抜くのだ!
身動きがなかなか取れず四苦八苦したが、子供の頃、髪型から「河童」という屈辱的なあだ名をつけられたよしみなのか、探索神の御加護なのか、なんとか尻子玉を抜かれず脱出することができた。
油断もあったが、今までにない経験で、さすがに焦った。
気を取り直して、足場をしっかり確認しながらガサを開始。
急に風が猛烈に強くなり、網の中の確認がしづらくなる。ときどき横殴りの雨あり。
こんな天気に何やってるんだか。
マルガタゲンゴロウ Graphoderus adamsii
入る水棲昆虫の9割以上が陳腐なヒメゲンゴロウ、ガムシ、オオコオイムシ、マツモムシ。
ホントに稀にマルガタゲンゴロウとか入るので侮れないが、本命ではないので網から弾き飛ばす。
環境省RDBで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているのに雑な扱い。
エゾトミヨ Pungitius tymensis
北海道RDBでは希少種に指定され分布も局地的。
この水路での個体数はかなり多い。
トミヨ属淡水型(旧名:イバラトミヨ)らしき個体も見かけたが、ほとんどが本種。
トミヨ属淡水型に比べて体型がずんぐりしており、背棘が10本以上あることなどの特徴から区別できる。
エゾホトケ Lefua nikkonis
北海道RDBでは絶滅危惧種(En)に指定されているが、北海道の湿地や水路で普通に見られる場所が多い。ただ、ここの水路での個体数は少ない・・・というかエゾトミヨが多過ぎ。
ノーマルなドジョウもちらほら。
ドクゼリが生えている周辺(浮島上)を重点的にガサるが、入るのは前出の生き物ばかり。
本命のキスジホソハムシは未だ入らず。
そこで水路中央で浮島部分が途切れて水面が見える部分を探してみた。
足元が極めて不安定な場所なので、一歩間違えるとドボーーンだ。2回目は河童も許してくれないだろう。
腕を伸ばして恐る恐るドクゼリ周辺をガサガサ・・・
キスジホソハムシ Prasocuris phellandrii
あら、やはりここにいたのね。
成虫は水中で越冬するらしいが、どのような仕組みで呼吸しているのだろうか?
ゲンゴロウ・ガムシタイプか?ドロムシタイプか?それとも空気溜まりに潜んでいるのだろうか?
ガサる場所が間違っていただけのようで、この後、短時間で次々に入ることになる。
本種は国外にも分布するが、国内では1990年代になって北海道で発見されたシン・ハムシ。
それほど特殊な環境に生息しているわけではないのに、なぜ近年になるまで見つからなかったのか不思議でならない。
おそらく発見される以前にもゲンゴロウ採集などのガサ網に入っているに違いない。
存在に気付かなかったではなく、いかに興味がなかったからだろうね。
体色が単色で地味だったら未だに発見されていないかも。
このキスジホソハムシの模様と似た縞々の種が、網によく入るので実に紛らわしい。
この種、どうやらドクゼリらしい。
まさかホストである種に擬態した?
9個体得られたところで終了。
このハムシ、希少種の指定を外されるのではないだろうか・・・
帰宅して、石鹸で手を念入りに洗っても、風呂に入っても、手からヘドロ臭がわいてくる。
ヘドロのにほひ微香性(長時間長持ち)
なうろーでぃんぐ
引越し準備中・・・
探索凍結中・・・
面倒くさくなって睡眠中・・・
外道撃沈
時間ができたのでちょこっと探索。
だったら引越しの準備しなさいって感じだけど・・・
ユウバリメクラミズギワゴミムシの納得いく撮影と、標本サンプルをほとんど譲渡してしまったので少々確保したいというのが、今回の目的。
メクラチビゴミムシ採集の外道扱いを受ける本種であるが、個人的にはこちらの方が珍。
2年ぶりに訪れた思い入れがある近場の沢。
ここでエゾガロアムシやメクラチビゴミムシなど掘削系探索の腕を磨いた。
おそらく引っ越ししたら二度と訪れることはないだろう。
今回ここを選択したのは、ここで目的のゴミムシを得たことがあること以外に、この場所での「探索納め」という意味もある。
エゾガロアムシは健在。
成虫は雌ばかりだったが3個体、幼虫は10個体以上確認できた。
いつまでもこの環境が保たれていればいいね・・・
ズンドウ系メクラチビゴミムシ Trechiama sp.
それなりに掘り出せた。
とりあえず採集した飴色小型ゴミムシを次々ケースの中に入れていき、探索終了後に明るい場所で確認することにした。
その中に目的のユウバリメクラミズギワゴミムシが入っていればよし。
全部で8個体。
全部トレキ(メクラチビゴミムシ)でやんの
ただいま旭川
いくつの山と谷を探索してついに帰ってきた、山と川の都「帝都旭川」(?)
札幌の生活にすっかり慣れてしまったので、気付く旭川のいろいろなこと・・・
悪い事:「本当に寒い」「活気がない」「自然が豊富の割りに生物の多様性に乏しい」
良い事:「夜はものすごく静か」
札幌に比べて田舎度が高いのは仕方のない事。徐々に忘れていた旭川感を取り戻さなくては。
まずは引っ越し後の各種手続き、実家の整理、庭木の剪定と冬囲い・・・などなど面倒なことが山積みで頭が痛い。
時期的に探索は閑散期に突入したので、ひと段落したら、撮影した写真の整理、HPの更新、標本の整理など行っていきたい。
も~にゃ受難
札幌を去る前日の「も~にゃ」
何もなくなった部屋でいつものように餌を食べているが、不安なのは顔を見ればわかる。
後姿が寂しい。
旭川初日
ダンボールで溢れかえった部屋で。
すっかり怯えている。
疲れてお休み。
ストレスで餌も食べない。トイレもしない。
母が来ると、狂ったように威嚇。
そして、パソコンラックの下に隠れて引きこもる(写真上)
パニック状態でわたしにも飛び掛かってくるような勢いだった。こんな「も~にゃ」は見たことがないので、正直こちらも戸惑って不安になった。
環境の激変と知らない人との接触が相当なストレスだったのだろう。心が痛む。
お詫びにネコ缶を買ってきた。
なかなか食べてくれなかったが、しばらくして落ち着いたのか食べ、トイレもしたので一安心。
2日目
この部屋に少し慣れ、隣の部屋を冒険している。
しかし母には未だ慣れず、気配を感じると逃げ、対面すると激しく威嚇する。
まだまだ警戒を解かず、ビクビクしている。
関係ないけど部屋の照明をLEDに買い替え、ついでに電気ケトルも買いました。
この石、不明につき
むかしむかし、30~40年くらい前の話。
もう場所も思い出せない砂浜で不思議な石を拾った。(おそらく日本海側)
直径4cmほどの丸くて平べったい石で、なにやら櫛状の謎模様がある。
なんかの化石かと思って持ち帰ったが、結局何もわからず実家に放置。
これが実家(自分の部屋)の整理をしていたら出てきた。
何十年経っても何の石かは不明。さて何だろう?
行動範囲拡大中
少しずつ新しい環境に慣れてきた我が家の飼い猫「も~にゃ」
玉座
自室にて。
先日購入したパソコンデスク用の椅子を占拠。
かなりの頻度で居座り、どけてくれないのでちょっと困る。
しかも毛だらけだ。
叔父から貰ったネコ用おやつの軟骨(実は犬用)を与えたが、見向きもしないので、わたしのおやつに。
母がいない時間、こっそりと1階のリビングに現れ探索。
腰が引けている(笑)
これでもかなり進歩した。
怪奇「たらこおばけ」
いずれこのドアにネコ用の出入り口を付けなければと考えている。
育毛促進環境
アポイマイマイ飼育について。
多湿環境で飼育すると、チャームポイントの毛が消失してつんつるてんになったり、汚れがこびりついたりして、不潔で見た目もよろしくないので、霧吹きを控え、やや乾燥気味に飼育してみた。
若干擦れているが、殻の微毛は残っている。
多湿だと毛が軟らかくなり、脆くなるのだろうか。
活性も上がり、死亡率も低下した気がする。
そんな気がする。
ネコ缶イベント発生
毎年恒例のクリスマスご褒美イベント(課金あり)
メリクリ
ことよろ
ぺろ
謹賀新年2017
明けましておめでとうございます。
今年も当ブログおよび生き物研究室をよろしくお願いします。
昨年は難易度の高い珍を探し彷徨ったが、思うような成果が得られず、疲労が溜まるだけ。
今年はどうしてくれようか・・・
ただ探索活動再開までには、5ヶ月近く沈黙するけど。
北海道の冬は長い。特に引っ越し先である道北域は・・・
覆水盆に返らず
昨年、亜高山帯で見つけたゴミムシ。
高山系とか北方系とか北海道固有種とか期待して持ち帰って調べてみたが、よく分からなかった。
いや、今思えば、しっかりと調べていなかった気がする。
いずれ詳しく調べてみようと保管していたつもりだったが、紛失してしまった。
引っ越し前の標本整理で廃棄してしまったか?
もしかすると平地でも普通なゴミムシかもしれない。そうしておこう。
青い幻覚
クロズアカチビゴモクムシ Acupalpus hilaris
体長4mmくらいの小さなゴミムシで、湿地の水路脇で複数見つけた。
珍なのかは分からない。
野外で見たときは、上翅にやや青色光沢があった気がしたが、室内で撮影すると青色光沢など微塵もなかった。
虹色光沢があるならムネアカマメゴモクムシと考えられるが、この個体の体長は明らかに小さい。
では、あの時感じた青色光沢はなんだったのだろうか?疲れていたのか?そうしておこう。
気分転換的散策
今年初の探索。かれこれ3ヶ月振り。
目的は特にないので、厳密には探索ではなく散策。
そもそもこの時期出歩いて経験済み以外に何があるというのか教えて頂きたいところ。
この日は11時でも-10℃以下。クモガタガガンボの類はいるはずもない気温。
雪の結晶が日光に反射して、きらきら輝いている。
まるで道路に散らばった事故車のガラス片のように・・・(ひどい例え)
今日の雪の結晶は、某乳製品メーカーのロゴのような形。
結晶間に隙間が生じるので、雪質はふわふわ。
軽く息を吹きかけただけで舞い上がる。
この結晶が融けなく金属のように硬い物質ならおそらく皮膚に刺さって怪我するよ。
結晶の枝同士が引っかかるので、このように連なって、わたしに自慢していた。
雪の妖精みつけたよ。
エゾアカガエルが越冬する水辺。
水が湧き出ている場所はやや深くなっており、その水底で毎年越冬している・・・はずだったが、今年は深場が消失していた。
残念ながら越冬できる環境ではなくなってしまった。
どうしよう・・・
かつてスキー場であった場所の頂上付近からの撮影。
どうもこの辺りは、季節に関係なくわたしの興味をそそる何かに乏しい。
次回は場所を変えて、お気に入りを見つけるのを目標にしよう。
翅なし黒ゴマ新産地
限りなく未記載種であろう例のアレ Aptilotus sp.
この写真の個体は以前確認した2ヶ所とは全く別の場所で採集。(というか偶然)
今回はという環境であるが、冷涼多湿という点で前回採集した環境と似ている。
今回の採集からであるように考えられる。
探索者泣かせの町
日中でも-15℃以下という寒い日。
時間があったので少しだけ探索。
カメラのバッテリーが前日に充電していたのにもかかわらず低温のため長持ちしない。
沢に沿った林道で、散歩がてらシジミチョウの卵を探してみた。
歩いている時はいいが、立ち止まって枝を確認していると、どんどん体が冷え、鼻水が・・・
つま先と顔から熱が奪われるね。
ここはミズナラが少なかった。ミズナラは他種のシジミチョウご用達であるので、ジョウザンシジミかミズイロオナガシジミくらいは見つかると思ったが全く卵が見つからない。
エゾヤマザクラのメスアカミドリシジミ卵も探してみたが、こちらもダメ。
途中、放置スモモの木があり、リンゴシジミ卵を期待して探したが、またしてもダメ。
しばらくゼフ卵探索を行っていなかったので感が鈍ったか?
年・・・いや、歳のせい?
唯一見つかったのは、オニグルミにてオナガシジミ卵くらい。
しかもそんなに多くない。
ぽつねん・・・
旭川・・・手ごわい。
12年目突入
毎年恒例のエゾサン飼育更新報告
確か今年の春で12年目・・・
異常なし。
カエル風
ヤモリ風
マカロン風
想像以上に長生きなので、自分が先に亡くなってしまうのではと考えてしまふ。
べた雪探索
2月1日は珍しく暖かで穏やかな日だった。
郊外の里山でも積もった雪が「べた雪」になっていた。
というわけで探索。
悪名高きウチダザリガニが生息する川
なかなか美味という事なので、雪が解けたらまとめて捕獲して、茹でて食べてみようかしらん。
特定外来生物なんで、殺して移送だね。
クロカワゲラの一種♂
無翅であるEocapnia sp.は、成虫になっても未成熟のため食物を摂取して成熟するが、写真の種は中途半端だが、翅はあり後食しない。
確かEocapnia sp.の分布は、石狩低地帯以西なので旭川にはいない・・・はず。
翅の長さは、写真の個体より長いものや短いものも存在するが、雄の肛上板が異なるので別種なんだろう。今回の探索場所ではこのタイプしか確認できなかった。
こちらは♀
クモガタガガンボの一種 Chionea sp.
大型種の♂だった。
まさかこの時期の旭川に生き残っているとは。
心なしか札幌産より毛深いような・・・?
冷水探索
1ヵ月ぶりの探索
前回と同じ場所。
前回(1ヵ月前)の写真と差はなさそうだが、少しずつ雪解けが進んでいる。
でも春はまだ先。
クロカワゲラの一種
至る所で歩き回っていた。
前回は短翅種のみであったが、今回は長翅種のみ見られた。
発生時期が異なり、時期的に棲み分けしているのだろうか?
川底にウチダザリガニが潜んでいないか探してみるも、そのような準備をしていなかったため見つからず。
次回は長靴と網持参だね。
カワゲラの一種の幼虫
臨時の釣り餌に使用できるが、大きなサイズでも体が軟らかいので、餌持ちしない。
ヒゲナガカワトビケラの幼虫
意外に餌持ちがいいので、臨時釣り餌に重宝する。
良く見かけるが、いざ釣り餌として探すとなかなか見つからないのは何故か。
アミカ科の幼虫
初見なのか、見かけても興味がなかったのか・・・記憶にない。
見た感じ、ヒザラガイっぽい。
体は硬く、ダンゴムシとまではいかないが、中途半端に丸まる。
腹面には発達した吸盤が並んでおり、石に付着して流されないようになっている。
体色が淡いタイプ
ぶちタイプ
全ての幼虫は大きさが同じなので、成長過程で体色が変わるのではなく、個体変異なんだろう。
冷水探索2
雪は先週よりも融けたようだ。
川幅が広くなったが、水量が増えたようには感じない。
今回は長靴と網を準備してみた。
ウチダザリガニ確認できるだろうか?
いろんな環境の川底をガサガサすれば得られると思ったり。
この場所は春になるとサンショウウオやカエルの産卵場になりそうだ。
まだ先の話だけど。
早速、左の長靴に亀裂があるらしく、水漏れが・・・
ガロアムシ探索にも使っている長靴なので、消耗が激しい。大体1年くらいで使用不能となる。
それにしてもこの時期に水漏れはキツイ。急速に体温が奪われる。
でも男の子だから我慢する。
ハナカジカ Cottus nozawae
この川に生息する魚類の中で一番多い。
昔はこの辺りにヤマメがいたらしいが、とある理由で川が汚染された時代があり、それが原因なのか今は見かけない。(もしかすると細々と生き延びているかも)
フクドジョウ Noemacheilus barbatulus toni
ドジョウのくせに酸欠と高温に弱い種。まぁ北方系の魚だから仕方がないけど。
むかしむかし、今はもうない釣具屋で、イトウ釣りの餌としてこのフクドジョウが売られていた記憶がある。
ヘビトンボの幼虫
見つけた個体は全て写真のように丸まっていた。
越冬中は川底の石の下で丸まって大人しくしているのかもしれない。
ムカシトンボの幼虫
以前より減少した感あり。見つけた個体がこれのみ。
初夏になるとコオニヤンマやカワトンボが飛び交う場所だが、これらのヤゴが全く見つからなかった。
これらのトンボも年々減少しているらしいが、ウチダザリガニが原因ではなかろうか?
そんな悪者扱いしているウチダザリガニは結局見つからなかった。
どこで越冬しているんだろうかね・・・
「しあわせ小袋(ウスタビガの繭)」発見。