エゾガロアムシ北限調査の合間にヒメマイマイを探してみました。
この辺り(道北最北部)は滅多に訪れる機会がないので、こういう時にいろいろと探してみたいものです。
中頓別町の山地
雨が降って草木は濡れているので、この中に入って、ずぶ濡れになりながら探す気にはなれなかった。
そこで付近の側溝を確認してみることに。
大雨の影響で側溝内は一掃されているので、カタツムリが張り付いている期待はできない。
側溝の端に流されて溜まった落ち葉を確認して、一緒に流された個体を探してみました。
生きていなくても、いい状態の殻さえ見つかれば問題なしです。
ヒメマイマイ
中身のない空となっている殻を2つ発見。ほぼ完品。しかも成貝。
標本用に最適です。
殻高はやや高め。
殻径が17mmで、2つとも色帯あり。
ここの産地は、やや小型傾向にあるようです。
このように差がある地域個体を見つけることが目的なので、成果はあったとしておきましょう。
おまけ
道北の山地でやたら多かったシロシタバ
ヒトリガやクスサンも多かったが、シロシタバが一番多かった。
不思議と大発生したマイマイガはいなかった。
蛾は多いと、やっぱり気持ち悪い。
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北のマイマイ
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