エゾガロアムシ記載産地へ行ってきました。
昨年も訪れておりますが、他産地の比較用にもう少し記載産地のサンプルを確保するのが目的。
枯れ沢
といっても雪解け時期は相当な勢いで水が流れているようで、川底は深くえぐれて谷になっております。
湿度が高く、岩や斜面は苔むしており、見た感じ、支笏湖にある「苔の洞門」に似ている。
気温が低かったためか、アブと蚊は少なかった。
火山灰が固まった岩盤
岩盤は脆いので、亀裂にスコップを差し込み軽く力を入れるだけで、礫がごそっと剥がれ落ちます。
普段のガロアムシ探索と比べて体力の消耗が少ないので、最近体がだるくて調子の悪いわたしにとって助かります。
この亀裂の隙間奥にエゾガロアムシが潜んでおりますが、面白いことに他の生物はほとんどでてきません。
エゾガロアムシ記載産地タイプ♂
昨年もそうだったが、ここは何故か雄の個体数が多い。
今回も♂×1と終齢♂×1を掘り出した。(他に中齢幼虫×2)
これらを一時的に同じ容器に入れておいたが、早速成虫に終齢が食べられるというお茶目なアクシデント発生。(おいおい・・・)
体長は16mm
やはり夕張山地産(体長約20mm)とは明らかに差がある。
ちなみに先日、日高山脈で採集した大型種は24mmなので並べてみると同種とは思えない。
体長だけで本州に分布するガロアムシに当てはめると、夕張山地産がガロアムシ、記載産地がヒメガロアムシ、日高山脈(大型)がオオガロアムシとなる。
ただ、記載産地と北見山地には中間的な体長の個体もいるので、単なる体長の個体差かもしれない。
小さいとか言っていますが、基準は記載産地なので他産地が大きいということになります。
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小型ですが記載産地なので基準です
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