ある依頼を受けて、北海道産カタツムリを採集しに行きました。
早朝4時半に現地に到着。
夏の早朝、森林内で吸う空気の美味しさは最高です。
ベホイミの効果があるとかないとか・・・(何それ?)
仕事前ということもあり、ゆっくり探す暇がないため、慣れた側溝探索で速やかに探す計画。
(カタツムリはコンクリートに集まる習性があるので側溝にも集まる)
カタツムリ目的で側溝探索をしたことは少ないが、今まで普通に見ているので問題ないかと・・・
エゾマイマイ
この辺りでは最も普通に見られるカタツムリで、今回も大小様々複数のエゾマイマイが確認できた。
この調子で他のカタツムリも期待したが、パツラマイマイとオオキビガイが1個体ずつ見つかっただけで、春〜初夏に見られたヒメマイマイ、タカヒデマイマイ、サッポロマイマイは全く確認できなかった。
やはり気温の高い夏場ということもあってか、活動を控えている(夏眠)のだろうか?
これでは納得いかないので、秋になり気温が下がり、雨が増えた頃にもう一度探してみよう。
オオキビガイ
殻径約6mmほどの小さなカタツムリ
珍しくはないが、小さいので注意して探さないと気づかない。
オオルリオサムシ
カタツムリは不作でしたが、側溝内は夏場にも関わらず、かなり賑わっており、ゴミムシ、オサムシ、シデムシ、ハネカクシ、クワガタ、センチコガネ、エゾアカガエルなどがたくさん見られました。
特にオサムシは顕著で、春〜初夏のピーク時より多く、イブシキンオサムシ以外は全て(この辺りに生息するオサムシ)複数見られ、今までオサムシが入り込まなかった側溝にもオオルリオサムシを見つけて驚かされた。
いつもはこの時期になると、側溝内に入り込む生物は減少し、シデムシすら少なくなるのですが・・・
今年は異常気象続きで春が遅かったのが原因だろうか?
この時期で、光沢もあり擦れていない完品個体は珍しい。
今回、カタツムリはオオルリオサムシの餌用ではないので、分けてお持ち帰りしないとね。
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つむりんレボリューション
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