DSZ方面へ遠征してきました。(なんで隠語?)
目的はいろいろありますが、諦めきれないカラフトタカネキマダラセセリとカラフトセセリの撮影、北方系カミキリ採集をメインに予定していました。
現地に到着して、早速予定にはなかったガロアムシ探索・・・病気です。
なかなか面白かったので、この探索については後日に当ブログで綴る予定。
林道には出来立てホヤホヤのヒグマの糞
主な内容物はフキで、糞虫はおろかハエすらおらず。
ガロアムシ探索で時間を費やしている間に、黒オオイチ狙いの蝶屋さん達が各所で占有行動をとっておられました。(まだ朝の7時くらい)
平日なのになんでこんなに人いるの?
良い場所はほとんど支配下におかれてしまったので、わたしはB級物件で我慢するしかありません。
それでもオオイチモンジ(ノーマル)2個体現れたので、必要ないのにヤケクソ採集。
キアゲハ
きれいな個体だったので思わず撮影。
ホソバヒョウモンは擦れた個体ばかりでした。
キアゲハの幼虫
何で撮影したんだろうか・・・
でも、この「ぷにぷに感」嫌いじゃありません。
カラフトセセリを1個体採集した後、撮影可能な個体が現れたのでニンマリしながら生態撮影して目標達成と満足していたが、後で確認したらコキマダラセセリじゃないですか〜〜〜
しかも採集した最初のカラフトセセリは擦れて翅がボロボロで標本価値なし・・・
次回、再挑戦すると決意。
北方系カミキリを探してショウマやオオハナウドの花を確認するもヤツボシハナカミキリ(写真)、ツヤケシハナカミキリ、ホクチチビハナカミキリ、クロハナカミキリといった陳腐な面々ばかり。
少ないがマルガタハナカミキリ、モモブトハナカミキリもいたけど、札幌でも普通に見られるので嬉しくない。
唯一、北方系だったのがこのルリハナカミキリくらい・・・
遠征までして、なんだかなぁ・・・
ちなみにハナカミキリ類の訪花する時間というのは種によって大体決まっていて、この日はホクチチビハナやセスジヒメハナは早朝(7〜8時)から既に訪花しており、9時くらいからクロハナ、ツヤケシハナが、10時くらいからヤツボシハナが徐々に増えだし、11時過ぎたあたりからルリハナが現れました。
なので、目的のカミキリがどのくらいに訪花する習性があるのか把握していれば、効率よく見つけられるのであります。
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予定総崩れ遠征
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