エゾガロアムシ探索(前回の記事)の後は、カラフトタカネキマダラセセリ(略:カラタカ)の撮影に挑戦しました。
美しいセセリチョウの仲間なので、エゾガロアムシ探索で疲れ切ったわたしに癒しの効果があるに違いありません。
カラタカが現れる林道
天気は晴れで気温も高いが、やや風は強い。
実は8日前にもカラタカを狙ってここに訪れたが見事に玉砕。
諦められずに予定を変更して再挑戦です。
キリンソウやイネ科、カヤツリグサ科の草が生える崖
札幌市内にもこのような崖があって、いろんなチョウの産地になっております。
ヒメウスバシロチョウ
ピークが終わりなのか、前回より数が減った。
一番多かったエゾシロチョウもめっきり少なくなった。
アカタテハがわたしの周りをうろうろ。
イラクサ(幼虫の食草)が近くにあり、産卵が目当てだったようです。
わたしが採集しないことを察しているのか、逃げることはありませんでしたが、撮影しようとするとなかなか止まってくれませんでした。
普通に見かけるチョウなのに撮影したのは初めてだった。陳腐蝶扱いしていたので・・・スイマセン。
コチャバネセセリ
セセリチョウはこればっかり。
カラタカは全く現れないのに嫌味なほど多いです。
はっきりいって邪魔でした!
ウラジャノメ
ヒメウラナミジャノメより大型のジャノメチョウがいたので、もしや珍なる「エゾツマジロウラジャノメ」かと思ったが、捕獲してガッカリ・・・
でもすぐ後に・・・
エゾツマジロウラジャノメ
見つけました。
訪花しており、距離も近く、接写しても逃げない雰囲気。
これは生態撮影のチャンス!!・・・だったにもかかわらず、咄嗟に網が出てしまい、気が付くと網の中。
初めて出会った珍種は逃げられてはいけないと、経験から脳に擦り込まれているようです。
この後、別の個体が現れる事はなく、絶好の撮影機会を失ってしまいました。
しかも、またしてもカラタカにも出会えず。
気持ちに余裕がないと失敗するという事でしょうか・・・
今年はカラタカの個体数が少ないのか、カラタカに嫌われているのか分かりませんが、次回違う場所でもう一度挑戦しようかと思っております。
3度目の正直になればいいですが・・・
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樹海に散る。
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