まだクリソリーナが本格的に活動していない6月。
とあるアイヌヨモギハムシとワタナベハムシが混生する生息地からいくつかの幼虫を採集して飼育してみた。
幼虫はエゾゴマナに付いている個体で、各群生から1個体ずつ採集。
以下は結果の一部
幼虫①
典型的なヨモギハムシ属の幼虫の風貌。
幼虫②
①とは体色など外見からは見分けがつかない。
②が「むちむちぷりん」しているのは葉を食べた後だから。
幼虫①の蛹化
ハムシには珍しく土中で蛹化する。
幼虫②の蛹化
尾の先端の形から、なんとなく種と性別が想像できる。
羽化結果
①はワタナベハムシ♀で、②はアイヌヨモギハムシ♀となった。
蛹期間は約10日で意外と長い。
羽化までは問題なかったが、この2種の幼虫の違いを確認するのが目的だったので、納得いく飼育成果にはならなかった。
来年、再挑戦するかもしれないし、しないかもしれない。
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ミニむちむちぷりん
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