先日の河畔林探索の際、雨後の湿った地面に多数のヒメマイマイを確認。
1つの幹下周辺に数個体いるので、相当数のヒメマイマイが地面にいることになる。
ここまで個体密度の高い産地には出会ったことがなく、1時間もあれば丼ぶり数杯はいけるくらいだった。(マイマイ丼ご飯なし)
ヒメマイマイには変異があるが、地域によって傾向がある。
しかしここの産地は、角張りはないにせよ、面白いくらい多様で傾向というものがなかった。
帯の有無型どちらも存在する産地は珍しくないが、軟体の斑が多い個体や殻に赤みのある個体、毛のある個体もおり、しかも殻高もバラバラだ。
特に軟体の斑の差が激しく、個人的には、右側の個体のようにここまで過度な斑があるヒメマイマイは見たことがない。
そんな個体も標本にすると軟体を抜くため無班の殻となってしまい、折角の特徴を残すことはできないのが悲しいところ。
↧
カオス生息地
↧