頂いたエゾシカ肉が冷凍庫からなかなか減らない今日この頃。
札幌は連日暖かい日が続き、雪解けが一気に進んだ。
そして3月19日には雨が降った。
よし!機は熟した。
アレを見つけて春到来を高らかに宣言しようと市内某所へ。
昨年もかなり雪解けが早く、3月23日と観測史上最速の産卵(個人観察)となったが、今年はどうだろうか。
3月20日
毎年、エゾサン卵を確認している札幌市内で最も早く産卵が見られるポイント。
夜半から雪が降り始めたが、心配するほど積もらなかった。
道路脇の溝には融雪プールが小規模ながら形成されている。
エゾサンが産卵するには問題のない規模だったが、いくら探しても卵は見つからなかった。
少し早かったようなので出直すことにしよう。
翌21日は更に気温が下がり、20日よりも雪が降った。卵確認できず。
22日は融雪プールが全面凍結。卵確認できず。
以降、天気に進展がないどころか季節が逆戻りしてしまったため数日観察を見送ることにした。
3月28日
前日から気温が上がり、雪解けも進んだので、今度こそ期待できるか?
融雪プールの規模は少し大きくなっている。
場所は住宅地に近い山脇なので、ペットボトルやビニール袋などのゴミが散乱して環境が良いとは言えないが、10年以上も環境はこの状態で保たれている。
工事などが行われない限り、安定してエゾサン卵が見られる場所なので、ある意味貴重。
早速エゾサン卵嚢発見!
状態から前日夜の産卵した卵もあったが、一昨日夜に産卵したと思われる卵もあった。
26日夜が初産卵だろう。
1日遅かったか・・・
合計4対のエゾサン卵嚢を確認できた。
今年の産卵は天候に翻弄され、当初もう少し早く産卵が見られると思ったが、予想以上に遅くなった。
エゾサン産卵を確認したので、春到来を高らかに宣言いたします。
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春到来宣言2016
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