先日、またもや亜高山帯(石狩山地)で探索。
最近、休みが思うように取れない。フラストレーションが溜まるのにお金は溜まりません。
なにかスカッとするような珍を得たいところ。
ここは昨年、無翅ハエを発見した場所。
見つけた場所は沢脇の石の下。
今回は、石の下はもちろん、落葉層も確認してみることにした。
この場所とは異なるが日高山脈でも別種と思われる無翅ハエ見つけているので、なんとなくだが潜んでいそうな場所は把握しているつもり。
失敗したのは、篩を使用しなかった事。これを使用するとしないとでは効率が大きく変わってくる。
何故使わなかったのかと言うと、探索のモチベーションがいまいち上がらなかったから。
疲れているのだろうか、それとも過剰なフラストレーションの影響か・・・
なので、集中力に欠け、流すような簡易的探索しかできなかった。
結果も遠出した割には散々たるもので・・・
ルリマルクビゴミムシ Nebria shibanaii shibanaii
沢脇の礫層の隙間に必ずと言っていい程、潜んでいる。
ここでは陳腐種。
和名の通り青色光沢があるが、そんなに青色は強くないので、初めて採集した時、落胆した覚えがある。
ただ日高山脈亜種の光沢は、美しい事、山の如し。
エゾヒメナガゴミムシ Pterostichus subgibbus
石の下と落ち葉下でよく見かけるゴミムシ。
あとダイセツヌレチゴミムシも同様の環境でよく見かけるゴミムシで、以前は喜んで採集していたものだが、陳腐種扱いとなり無視するほど珍度急降下。
ダイセツチビゴミムシ Trechus nakaguroi
落ち葉下で1個体のみ見つけた。
個体数は少ないので、なかなか得られない。それでも篩を使用していればそれなりに得られただろうに。
あとはキタツヤシデムシが少々・・・
結果として、目新しい珍は得られず、無翅ハエも得られず。
やはり原因は探索のモチベーションの低下だろう。困ったものだ。
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探索モチベーション下降気味↓
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