武田晋一さん(写真)・西浩孝さん(解説)のカタツムリハンドブックが文一総合出版から出版された。
写真は、殻と軟体の特徴が一目で分かる絶妙な角度から撮影されており、どの個体も活き活きとしていて、殻だけ写した無味乾燥で図鑑的な写真とは違い、温かみを感じる。
殻だけの写真もあるが、それでさえ温かみがあり平面的に見えないところが、武田さんのプロの撮影技術とカタツムリに対する熱意の表れなんだろうな~っと感心してしまう。
解説も分かりやすく、採集法や飼育法などもあって、カタツムリ初心者やお子様にもオススメ。ある程度知識のある人でも興味深い情報もあるので満足いく一冊になると思います。
「日本国内にはこんな種類がいるのか」とか「身近なところにもこんなカタツムリがいるんだ」なんて再発見があるかもしれませんよ。
いろんなカタツムリの写真を見ているだけでも癒されます
単なるカタツムリ図鑑ではないのです。
ちなみに北海道産のカタツムリに関しては、わたしも微力ながら協力させて頂いており、武田さんが来道された際、一緒に探索し見つけた個体やわたしが採集して送った個体も掲載されております。
興味のある方は書店へGO!!
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カタツムリハンドブック
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