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Channel: 探索・採集・飼育みたいな雑記的記録
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興味度と貴重性は必ずしも比例するものではない

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先日の日高山脈探索では、本命のヒダカチビゴミムシの他にも珍なる者を見つけることができた。
珍と言っても、オオルリオサムシのように綺麗な光沢があったり、ダイコクコガネのように魅力的な角があったりせず、いわゆる地味な部類なので興味の有無に関しては人それぞれ。
虫屋さんでも興味のある人は少ない、そんなキワモノ的昆虫。


アイヌミズギワゴミムシ Bembidion ainu
体長約3mm
小さなゴミムシだが、あの無翅ハエに比べたら・・・
冷涼で多湿な環境にある石の下で発見。
複数見つけたが、多くはなかった。


ヒダカマルガタゴミムシ Amara hidakana
体長6~7.5mm
北海道RDBでは希少種に指定されている。
両方の触角が欠損しており、上から見るとコガネムシに見えてしまうところが残念。
冷涼で多湿な環境にある石の下で発見。
見つけたのはこの個体のみなので、探した環境にズレがあったか?


ヒダカチビゴミムシ Masuzoa notabilis notabilis
前回の記事に登場したヒダカチビゴミムシも北海道RDBで希少種に指定されている。
横から見てもメクラチビゴミムシと変わらない風貌。
いずれ複眼が退化するかもしれないが、そうなるともう外見からでは区別できん。


最近、標本や探索結果のみの報告ばかりで、肝心の探索内容が記されていないことに気付いた。
このブログの趣旨から若干かけ離れているのではないかと思ったり、思わなかったり。
疲れているのかしらん。


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