気になる事があったので、早朝に某河川の河口へ。
某河川の河口
何てことはない環境。どこの河口でも見られる環境。
だが・・・
昨年の大雨は、道内各地で被害が発生。
この河岸も増水で大規模に洗い流され、大量の流木で溢れていた。
一部泥の湿地だった場所は全部砂地に埋まってしまった。
今まで生息していた海浜性(?)生物はどうなってしまっただろうか。
無心になって大量の流木をはぐり確認。
ほとんどの流木下はハマトビムシの一種に占拠。
オオハサミムシ Labidura riparia japonica
減少
ハマベハサミムシ Anisolabis maritima
減少
カラフトヒメヒョウタンゴミムシ Clivina fossor sachalinica
増加
なんで?
シラフヒョウタンゾウムシかスナムグリヒョウタンゴミムシ
減少
あんなにいたのに・・・
キベリマルヒサゴコメツキ Hypolithus littoralis convexus
減少
2時間も探して3個体のみ。
普通種だった昆虫がことごとく減少しているといった由々しき事態。
回復するまで何年かかるだろうか?
生き物は我々が考えているよりも生命力が強い。もしかすると来年にはすっかり回復しているかもしれない。それならいい。
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嵐のあと
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