待ちに待っていた訳ではありませんが、札幌でも桜が開花しました。
そろそろ夏タイヤに交換しても峠越えは問題ないと判断し、先日重い腰を上げてタイヤ交換。
車内の荷物も積みっぱなしだったスノーシューから補虫網・タモ・釣竿・ウェーダーなどに積み替え。
これで、やっと本格的な探索モードに突入できそうです。
・・・にもかかわらず、イマイチな天気が続いており、モチベーションもイマイチ。
5月の予定も大幅に変更(先送り)したため、6月はかなりハードな日程になるかも。
今回の探索は溜まりに溜まった仕事のストレスを発散させる意味も込めて遠征してきました。
目的は日高山脈南部のエゾガロアムシ探索(サンプル確保)であります。
早朝3時半に出発。(例のごとく、深夜まで仕事をしていたので寝ておりません)
千歳・苫小牧経由で太平洋沿いを走行。このルートは警察が多いので残念ながら快速運転とはいかず、終始だらだらと安全運転。
出発時の札幌から小雨がぱらぱら降っていたのですが、掘削系探索には影響なし。
現地到着が7時過ぎ。
長距離運転でもう疲れました。
予定としては奥に見える高山の麓付近(標高600mくらい)を狙っていましたが、谷部には残雪がしっかり残っており、探索は難しそうで断念。
この「天馬街道」と呼ばれる道は日高山脈南部を横断する1997年に開通した新しい国道です。
景観も良く、ドライブするだけでも十分に楽しめます。
手始めに標高100mあたりの沢を探索。
カタクリハムシ
ウバユリの葉を食べる春のハムシ。
和名の通り、カタクリの葉も食べるらしいが、カタクリにいるのを見たことがない。おそらくカタクリよりウバユリの方が好きなんだろう。というかカタクリはあまり好きではない?
今シーズンは低温続きのため生き物の発生が遅れているので、本種のような普通種でも確認できると嬉しい気分になる。
期待できそうな礫層が一部露出した斜面をなんとか発見。
規模は狭い。
僅かですが残雪あり。
エゾガロアムシ幼虫
開始して数分後に掘り出すことに成功。
(この個体の尾肢節数は7節で、終齢ひとつ前)
苦も無く出てきたので、この後、どんどん出てくると期待したが、結局ここでは幼虫2個体のみ。
ポイント(沢)を変えるため移動。?に続く。
ところで、これって、どういう意味?
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天馬を上る(日高山脈のエゾガロアムシ採集)?
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