先日仕掛けたPTを回収しに道南へ。
狙いはもちろんエゾマイマイカブリ・・・んなわけない、オシマルリオサムシである。
毎年仕掛けているヒグマの出る林道。
高地でも低地でもない低山地にある。
今回は大盤振る舞いでカップ数100で挑んだ。
毎年これより少ないカップ数で落としているので、さぞかしウハウハだろう。
実はここで毎年落としているとはいえ、全て雄。なぜか雌が全然落ちない。
それで雌が落ちるまで意地になり、仕掛け続けてもう3年。
それほど良好ではないB級物件なので、さっさと雌を落として解放されたい。
この産地のオシマルリオサムシに貴重な探索時間を割きたくないのだ。
<結果>
まず仕掛けて4日後に確認。期間中雨天が多かった。
結果は見事に撃沈
大量のエゾマイマイカブリにイライラを感じつつ、リセットして次に期待。
そして7日後・・・またもや大量のエゾマイマイカブリ。ちょっと異常。
今までこのような事はなかったが、今年はエゾマイマイカブリの当たり年なのだろうか。
マイマイカブリが多いと同じ食性のオシマルリオサが駆逐され個体数が減少しないかと心配になる。もしかしてこれが原因?
まぁそれでも・・・
なんとか1個体落ちていたオシマルリオサムシ
くすんだ青色系で美しさに欠けるが、やっと雌を得ることができた。
それにしても100個仕掛けて1個体とは実に効率が悪い。
これが雄だったら泣きたくなる・・・
展足前
ここの産地は、美しい青色から緑色の光沢を持った個体が出る。
赤系は見かけない。
今回の成果で3年の戦いに終止符を打ち、ようやくこのポイントから解放された。
よってこのB級物件は放棄する。
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解放
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