先日、HP&ブログ「北のフィールドノート」を運営されている下北自然学巣の大八木さんら2名が来道された。
とある魚類について調査が目的で、わたしも「現地案内」兼「採集助っ人」としてご指名があり同行させて頂いた。
まずはUH2(?)の湿地
現地は霧雨で、探索するにはやや躊躇してしまう天気であったが、水棲生物には影響はないので探索開始。
風が強く、湿地最大の障害となる蚊が全く現れなかったので、心地よく探索できた。
(おかげでトンボもほとんど現れなかったが・・・)
ここは目的のサンプルの個体数が多く、短時間で十分に確保することができた。
やはり3人いると効率がいい。
そういえば、この周辺に分布するヒメマイマイは殻の色がやや赤み(褐色を帯びる)があって、一般的なタイプとやや異なる特徴的なタイプであった。
機会があったら、個体数も多いようだし、じっくり調査してみよう。
場所を移動し、STN(はい?)の湿地
ここは風がなかった・・・ということは、蚊とブヨが襲いかかってくる。
(運よく1ヶ所も刺されなかった)
ここの沼底は泥が深く、網(たも)の目が詰まりやすくて、UH2産地と比較して採集がかなり難航。ヘドロ臭い・・・
それでも個体数は多かったので、泥だらけになりながらも十分にサンプルは確保できた。
水棲昆虫やカエルも多かったけど今回はスルー。
ドブシジミの一種と思われる貝を発見し、大八木さんから説明を受けてからリリースしたが、今思えば撮影しておけばと後悔。
帰路の林道ではカタツムリを探しながら移動。
楽しく充実した探索時間を過ごすことができ、案内役として任務を果たせたので一安心。
いろいろと勉強になりました。
今後の調査結果が楽しみであります。
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助っ人探索
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