ピットトラップを仕掛けると、シデムシ類は避けることのできないイレギュラー昆虫となる。
主にヒラタシデムシやオオヒラタシデムシで、カップ内が腐敗するとモンシデムシ類が入る。
個体密度が高いので多数入り、カップ内が非衛生的となる困った存在だが、彼らは被害者で無駄死にもいいところだ。
シデムシが目的のオサムシだったら、もしくはシデムシが入らない方法があったら、どれ程嬉しいことか。こちらとしても無駄な殺生をしなくても済む。
でも陳腐種が多いシデムシの中でもイレギュラーがあって・・・
ヒメクロシデムシ
やや大型のシデムシで、山地に生息する。
野外で一度見かけたことがあるが、トラップに入ったのは初めて。
おそらく個体数は少ないのではないかと思う。かと言って珍種ではない。
このタイプのシデムシは嫌いではなく、むしろ好き。
なぜ好きなのかと問われると、単純にカッコイイからという稚拙な理由。
子供がクワガタやカブトムシを好む理由と同じだが、子供がこのシデムシを好きかどうかは疑問だ。
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シデムシ讃歌
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