ある探索の帰り、近くを通りがかったのでカラフトトホシハナカミキリが発生する林道に立ち寄ってみた。
到着時間は午前10時少し前。
天気は晴れで気温も高いが、風は強め。午後からは天気が崩れる予報。
いつもより数日早く訪れたので、まだ発生していないかもしれない。
なので最初っから期待しないで探すことにした。
林道の日当たりの良い場所には、カラフトトホシハナカミキリが好んで集まるタンポポが咲いている。
カラフトトホシハナカミキリ
しっかり発生していた。
下側にいるのはアトボシハムシで個体数は多かった。
タンポポが咲いている数10mの区間をうろうろと徘徊。
20分ほどで6個体確認できた。
期待していなかったので、なかなかの成果ではないでしょうか。
クロヒメヒラタタマムシ
この子もタンポポ大好き。
探し出すのが難しいタマムシ類ではあるが、これは簡単に見つけられる普通種なので、ある意味珍しい。
近づくと一目散に飛翔して逃げていくのだが、目的でない種に警戒心MAXで逃げられるとちょっと不快になり、「誰もおまえになんか用はねーよ!」って言いたくなる。
そういえば昔、ある事を見知らぬ女性に尋ねようとしたら、警戒されて逃げられた事を思い出した。この時も「勘違いすんじゃねーよ!誰もあんたなんかナンパしねーよ!」って思ったなぁ・・・軽いトラウマっすよ。
クロアオカミキリモドキ
タンポポのみならず、花ならなんでも好き。
訪花する昆虫の中でも超普通種。
山地でこの子が訪花していない花はある意味珍しい。
フキバッタ類の幼虫
カラフトトホシハナカミキリかと近づいてみると、この子であった事もしばしば。
意外と紛らわしい。
バッタはバッタらしく葉を食べてもらいたいところだが、花粉も好きらしい。
ある意味グルメなのか?
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春カミキリ
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