ここしばらくカニという生き物を食していない気がする。
個人的にはタラバガニが好きで、茹でたものより軽く火であぶったものがたまりません。
というわけで、今回はカニに思いを馳せて・・・。
ツチカニムシ科の一種
洞窟性だが地下浅層にも生息し、エゾガロアムシ探索中にもしばしば見かける。
小さいので見逃していることが多いかもしれない。
眼がほぼ退化している代わりに、長い感覚毛が発達している。これはエゾガロアムシやメクラチビゴミムシも同様。
昨年海浜で見かけたイソカニムシとは異なり、繊細な印象。
詳しくは分からないが、カニムシの仲間も科は違えど多様なんでしょうね。
がお〜〜!!
見かけに寄らず臆病な性格ですが、今回は頑張ってわたしを威嚇しております。
おや?正面から見るとカニに見えないこともない。
カニムシの和名って、その容姿が由来ですが、容姿を重視するならサソリムシが適切のような気がする。(百歩譲ってザリガニムシ)
しかもムシ(昆虫)じゃないし。
とは言ってもカニムシが一番しっくりくる。
見た目は凶暴、実は繊細で臆病
結論が出ない時は寝るに限る。
今年はなぜかこの子をよく見かけた。
オオキンナガゴミムシ
なかなか緑色の金属光沢が美しいゴミムシなので、今まで気付かなかったという訳ではなさそう。
場所によっては大量に発生していたところもあったので、この子の当たり年だったのかもしれない。
もちろん、たまたま偶然だったとも考えられる。
このように決定的な確証のない事について、いろいろな可能性を考えると結局結論が出ない。
負のスパイラル。
ガロアムシなどわたしが興味のあるものであったら、これはこれで楽しく、納得いくまで考えたり、場合によっては調査もするが、それ以外のものは途中で考えるのが面倒になり、寝てしまうのであった。
趣味ってそういうものなんです。
KGG探索
目覚めてトイレに行ったら、黒くてどろどろしたおしっこがでた。
半年間冷凍保管していたオオスズメバチを解凍したら、少しずつ動き出し、完全復活した。
・・・という2つの夢を見た。
どちらもそれほど非現実的な内容ではないので、とにかく焦った。
とにかく正夢にならないことを願う。
・・・夢の話はともかく。
先日、今シーズンの『掘削系探索(エゾガロアムシ探索)納め』ということで、雪がうっすら積もる中、行ってきました。
気温は朝6時半で−1℃。意外に寒くない。
成果はエゾガロアムシの幼虫×6
経験上、成虫の個体密度が高い場所なのに今回は1個体も確認できなかった。
不完全燃焼ではあるが、これにて今シーズンの掘削系探索は終了。
余った時間で、クモガタガガンボ探し。
気温は丁度いいが、晴れ間が少ないので、活動して雪上を歩いている個体はあまり期待できない。
しかも地面や下草があちこち出ているので、探し出すのも困難。
それでも・・・
クモガタガガンボの一種(略:KGG)←ぷっ
これは産卵管が短いタイプの雌。
またこの時期がやってきた・・・って感じ。
一年ってホント早いものです。
大型で黄褐色の雄
他には小型で黒褐色の雌を2個体確認できた。
天気がイマイチのため全て雪上で静止していた。よく見つけられたものだと自分自身に感心。
たぶん数年間探しているので、気付かないうちにコツを会得しているのかもしれない。
ここでは天気の条件が良ければたくさんのクモガタガガンボが歩き回っていると思われる。
札幌でも定山渓辺りだったらそろそろ見られるかな。
ホンブレイキ孵化
ホンブレイキマイマイの卵、その後の経過観察。
これは産卵直後の10月26日
色は淡黄色で、瑞々しい。
11月30日(35日後)
産卵から20日経過した頃から、瑞々しさを失い、色が濁り、くすみ始めた。
産卵直後に殻が破損していた卵がこのような感じで腐敗したので、もしかすると全滅したのではないかと不安になる。
腐敗臭やカビの発生はなく、このまま様子を見ることにした。
12月2日(38日後)
卵の中が一部黒く変化し始めた。
内部が透けて見え、全ての卵が同様の状態であったので、腐敗ではなく、順調に成長して、孵化が近いと確信した。
12月5日(41日後)
殻が割れて、稚貝が出てきた。
黒く見えていた部分は心臓か?
殻径は約2mm
卵の殻は割れて、いつでも出てこられる状態であったが、なかなか出てこなかった。
試しに殻を取り除いてみると、しぶしぶ行動し始めた。
ひょっとしてカルシウム補給のため、孵化した卵の殻を食べる予定だったかもしれない。
今回のホンブレイキマイマイの卵期は約40日となり、想像していた期間よりも長い結果となった。
カタツムリの卵期は種によって異なると思うが、どれもこのくらいなのだろうか。
夕張山地のヒラタクチキウマの一種
晩秋、夕張山地で掘削系探索をする際によく見かけるヒラタクチキウマの一種。
今まで幼虫ばかりの確認であったが、やっと成虫を得ることに成功。
これで種の特定ができそう。
ヒラタクチキウマの一種 成虫(♀)
体長は20mm
大量に見かける幼虫と同じ種だろう。
見つかった成虫は雌ばかり。
幼虫は雌雄関係なく集まって越冬するが、以前天塩山地南部で越冬中のマツモトヒラタクチキウマを掘り出した際、雄(成虫)のみ集まって越冬していたことから、成虫になると雄同士、雌同士と別れて越冬するのではないだろうか。
産卵器下片の鋸歯は8つ(矢印付近のギザギザ)確認できることから、マツモトヒラタクチキウマではないかと考えられるが、資料では体長が15.7〜17.5mmとあるため20mmは大型。
もしマツモトヒラタクチクウマなら分布域がかなり広がることになる。
雄の確認もできれば確実ではあるが、残念ながら成虫は採集することができなかったため、幼虫を採集・飼育して成虫にさせようと計画中。
ただ、ヒラタクチキウマは飼育が難しいのか、未だに長期飼育できた試しがないので、期待はできない。
ちょっと早いですが・・・
メリークリスマス
サンタさんからプレゼントをもらえる歳ではなく、別にこの行事に浮かれる事はなくなりましたが、美味しい料理を食べられるのでワクワクします。
(これを浮かれていると言うのでは・・・?)
←?
探索回顧録(2013年)
今年も残り数日。
今年の探索を振り返ってみる。
充実した良い年だったかどうか判定するのは毎年この時期の恒例であり、世間の風習に迎合しているようで、ちょっと気に食わないが、それでも振り返る。
<エゾガロアムシ探索&飼育>
今年の成果は、日高山脈での大型個体(地域変異であるのか別種なのかは今のところ不明)の発見と終齢幼虫から成虫になる過程が判明したこと。
北限は少し更新したものの、未発見地域では未だ確認できず。
課題はまだまだ残る。
<新境地発見>
九州の自然写真家であるタケシンさんと探索をご一緒できた事は、カタツムリに対して深く興味を持つきっかけとなり、わたしの探索史上革新的な出来事となった。
カタツムリって奥が深くて魅力的な生き物という事を教えてくれたタケシンさんには本当に感謝です。
その後、ホンブレイキマイマイを探しに稚内まで行ったり、アポイマイマイを探しに行ったり、ヒメマイマイの地域変異を確認するため道内各地を飛び回った。
本業(?)のエゾガロアムシ探索がおろそかになるくらい没頭した。
実はカタツムリ探索とエゾガロアムシ探索には共通点が多いのである。
<トラブル>
車で事故ったり、ヒグマに遭遇したり、昨年のようにスズメバチに刺されたりといった災難はなかったという点ではよかった。
ブヨ、蚊、アブにも刺された数も例年より少なかったかもしれない。
ただし群がってきた数は例年より多く、探索の支障になった事が多々あった。
<ベストショット>
今年のベストショットはもちろんコレ!
パソコンの壁紙もこれに変更。
今度はヒグマの子供ですな・・・
というわけで、今年も「当ブログ」及び「生き物研究室」をご覧頂きありがとうございます。
来年もこんな感じで続けていこうと思いますので、よろしくお願いします。
それでは良いお年を!!
謹賀新年2014
あけましておめでとうございます。
本年も当ブログ及び生き物研究室をよろしくお願いします。
←?
お年玉ください。
初探索と初虫
正月休みに実家(旭川)へ。
2日の予定だったが前が見えないくらいの吹雪だったので3日に変更。
(それでも美唄付近は猛吹雪でした)
この時期の遠出はつくづく嫌になります。
帰郷した際にいつも立ち寄る里山
毎年恒例です。
到着した時は曇りで気温もそれほど低くないので探索しやすいかと思ったが、間もなく雪が降り始めた。風も強くなってきた。
・・・だめだこりゃ。
こんな天気だとクモガタガガンボをはじめとする雪虫は絶望的かと思われたが、クロカワゲラの一種はたくさん歩き回っていた。
低い体型なのでクモガタガガンボより風の抵抗を受けづらいのだろう。
クロカワゲラの一種は翅が完全にないタイプや翅が長く飛ぶことのできるタイプ、そして写真のような中途半端な翅のタイプがいるが、これらは同種の個体変異なのか、別種となるのかは分からない。
ちなみに石狩平野以東には無翅のセッケイカワゲラ類はいないらしい。
機会があったら調べてみよう。
ホンブレイキマイマイ飼育経過
探索閑散期であり、最近は探索には全く出掛けておりません。
趣味的な事は、飼育や昨年の探索成果のまとめ、報文作成など、ほとんどデスクワークになります。
休みは寝て過ごしております。
これを続けると普通に外出することさえ億劫になります。
寝ることが一番の幸せになりつつある由々しき状況。
昨年の12月5日に孵化したホンブレイキマイマイの稚貝
孵化時の殻径は2mmであったが4mmほどに成長し、色帯もしっかりと確認できる。
1ヶ月で殻径が倍になるとは随分と成長が早いものです。
こちらは昨年10月22日の記事で紹介したホンブレイキマイマイ
前回は幼貝であったが、今年に入って成貝になった。
殻径は24mm。本当にホンブレイキは成長が早い。
それに比べ、ヒメマイマイの成長はかなり遅い。
<お知らせ>
わたしが運営しているHP「生き物研究室」をマイナーチェンジしました。
1コンテンツである「北海道生物図鑑」の掲載種類数が一時期1000種を超えておりましたが、思いっきり仕分けし、600種まで減らしております。
闇雲に数を掲載するだけなら誰でもできるし無意味で主体性に欠け、しかも管理が大変ということもあり、ここで方針転換。
これからは北海道固有種などの北方系や珍種、希少種を中心に掲載する方針にします。
(それ以外の普通種は割愛します)
また、目次を少し見やすく改良し、検索しやすくなった・・・のではないかと思います。
本当はもう少し改良したいのですが・・・
ブドウマイマイ産卵
飼育しているブドウマイマイが産卵した。
交尾を確認してから2ヶ月以上経過しており、随分待たされた感がある。
「産卵しないと標本にする」と言い聞かせたのが良かったらしい。
(産卵しても資料として標本にするんですけどね)←悪
直径は2.5〜3mmで、ホンブレイキマイマイより大型種だけあって卵もやや大型。
産卵数は約160個
色は淡黄色、ブドウマイマイとはいえ卵の時から黒くはないようだ。
見た目が魚卵に似ているので、レッドキャビアならぬイエローキャビアとして食品偽装できそうだが、カタツムリの卵は魚卵のような弾力のある卵ではなく、鶏卵のようにカルシウム質の殻で覆われているので、食感でバレてしまう。残念。(おいおい)
ところで、ブドウマイマイは独立した種Ezohelix flexibilisとして扱われたり、エゾマイマイの1亜種Ezohelix gainesi foemaであったり、エゾマイマイの型の1つEzohelix gainesi f. flexibilisとされる場合がある。
一応わたしの管理している「生き物研究室」ではエゾマイマイの亜種として扱っているが、一体どれが正しいのか分からないので正直困っている。
産地では標高差でブドウマイマイとエゾマイマイとは混生していないようだが、隔離状態ではない事から、カドバリヒメマイマイや毛のあるヒメマイマイのような単なる極端な地域変異のひとつではないかと思ったりする。
石灰岩地でカドバリヒメマイマイが見れれるように、なんらかの環境の影響で黒化するかもしれない。
でも中間的なタイプは見かけたことがないし・・・謎です。
拭き拭き事件
今年もやってきた。
「も〜にゃ」にとっての「赤紙」
予防接種の時期であります。
車に乗るのを嫌がる猫だから、毎年飼い主にとっても面倒なイベント。
毎年、来院予定日よりも遅れて行くので、最初の接種日からとうとう1ヶ月ズレてしまった。
寒い冬にネコもわたしも外出したくはないので、今後も少しずつ遅らせて、春にまでずらしてみようかと計画中。
そういえば、最近の「も〜にゃ」は軽い軟便状態でウ○チのキレが悪く、用便後、絨毯でおしりを擦りつけるように拭く。
わたしが在宅中なら未然に防げるのだが、不在中に拭きまくっている可能性があることを考えると由々しき問題。
膀胱炎になった時、獣医さんに勧められた餌(ヒルズのc/d)に替えてから、「拭き拭き事件」が始まったみたい・・・な気がする。
確かに膀胱炎は治まったが、この餌と相性が悪いなら餌を替えなくてはならないし、病気など別の原因だったら、これまた由々しき問題。
獣医さんに相談してみよう。
ちなみに今回のブログ記事を書いているとき、「も〜にゃ」はわたしの膝の上でブゥブゥとイビキ(寝息?)をかいて幸せそうに寝ております。
わたしもネコになりたい今日この頃。
サンプル比較
エゾガロアムシは産地によって変異があり、これが地域変異なのか別種(または亜種)なのかを調べるため、本州産ガロアムシ各種のサンプルが参考資料として必要でした。
本当は本州まで行って生息環境確認も含め自ら採集したいところだが、連休をなかなか取ることができないわたしにとって無理難題・・・(日帰りはキツイです)
そんな中、昨年、交流のある本州在住の方から、本州産ガロアムシ各種のサンプルを頂けることになった。(アルコール液浸標本)
半ば諦めていた本州産各種の実物を拝めるとは、ホント嬉しい限りです。
余りにも嬉しいので、しばらくはサンプル瓶から眺めるだけで満足していましたが、さすがにそれではいけないので、瓶から取り出して確認してみることに。
まず簡単に本州産と北海道産を比較してみた。
左からオオガロアムシ♀Galloisiana kiyosawai、ガロアムシ♂Galloisiana nipponensis、ヒメガロアムシ♂Galloisiana yuasai
各種明らかに体長が異なり、前胸背部の形も微妙に異なる。
尾毛(尾肢)の節数は、オオガロア、ガロアは9節、ヒメガロアは8節。
体色にそれぞれ違いはあるが、ガロアムシは成虫になり時間が経つにつれ徐々に体色が暗くなるのでこれは問題ではない。(たぶん)
続いてエゾガロアムシ。
左から日高山脈産♀、夕張山地産♀、石狩山地産♂
エゾガロアムシは産地に関わらず、本州産各種と比べ、「ふ節」の幅が狭いのが特徴。
体長に関して本州産各種の違いとほぼ同じと言っていいが、前胸背部の形に違いが見られない。
尾毛(尾肢)の節数は、日高山脈産と夕張山地産は9節、石狩山地産も9節だが8節の個体もいるらしい。
本州産3種それぞれに顕著な体長の変異があるのなら、上のエゾガロアムシ3個体は地域変異であると納得できるのだが、それがなければ本州産3種は本当に種として区別されるのか疑問を感じてしまう。
なにか決定的な違いを見つけられればいいのだが、今のところ見つからない。
今はエゾガロアムシの地域変異で治まってはいるが、いずれ種に分かれる過程なのかもしれない。
もう少しサンプルを集めて調べてみないといけないかもしれません。
あと欲を言えばクロガロアムシ(仮)や四国産のチュウジョウムシ(仮)、対馬産のガロアムシも見てみたい。
ファイト〜!いっぱ〜つ!
飼育しているエゾサンショウウオ
水質と温度管理さえ維持していれば比較的飼育は簡単ではあるが、思いのほか長生きで、今年の春で9歳(推定)になる。
今まで飼育してきた生き物の中で一番長寿ではないかと思う。
ちなみに「も〜にゃ」(うちの飼い猫)は今年の春で7歳。
9年生きているとはいえ、年々大きくなっているわけでもなく、ある程度大きくなったらそれ以上は大きくならない。ここ数年は変化なし。
ただここ最近、以前より食が細くなったように感じる。
気温が低いからかもしれないが、ちょっと心配。
オオサンショウウオの寿命である50〜60年とはいかないまでも、小型のサンショウウオでうまく飼育できれば20年近く生きるらしい。
ということはまだ半分だが、これは長寿記録であり平均寿命ではない。
エゾサンショウウオの9歳って人間で言ったら何歳だろうか?
小型サンショウウオの20歳を人間の80歳と換算して、9歳は36歳?
う〜ん、そりゃないでしょう・・・
そもそも換算すること自体無意味か?
これからも変わりなく、エゾサンショウウオ飼育は続けていこうと思います。
PS:ブログ友として長い間お世話になった「えぞっ子さん」に今までの感謝の意を込めて。
検定みたいな問題2014
今年もやってきました。探索閑散期恒例となる予定の「第2回このブログ検定」
当ブログやHPである「生き物研究室」の内容から主に出題しております。
生き物の事ばかりではなく、わたしの日常の事も含まれます。
ホントにどうでもいい問題が多々ありますので、寛大な気持ちで挑戦して下さい。
(暇な人限定)
全20問あり、今回は前回より難易度が高く、相当意地悪な問題が含まれるので満点は不可能と考えております。(そのつもりで作成しました)
撃沈覚悟で挑んでください。
※ 解答は一番下に記してありますが、今回の記事は縦スクロールがとても長くなってしまい、一問一問答えを確認するのは面倒ですので、1問ずつ解答をメモっていって最後に答えをまとめて確認する方が効率的です。
ググったり、過去記事を見ながらの回答は反則行為とみなし、試験会場から退場処分となりますのでご注意ください。(笑)
正解率によってあなたの当ブログに対するランクが分かります。
では、スタートです!
問1
わたしが崇め奉る「探索神」は次のうちどれ?
(一問目からこれかよ・・・)
問2
次の3種は夕張山地の同環境で採集したものであるが、この中でダイセツヌレチゴミムシの一種はどれ?
問3
次の3種のうちシデムシ科ではないものはどれ?
問4
次の3種に共通するものはどれ?
?3種ともゴミムシ科に属する ?3種とも北海道固有種 ?3種とも和名にエゾがつく
問5
次のうち北海道RDBで「希少種」に指定されていないものはどれ?
?ヒメアミメトビケラ ?アイヌハンミョウ ?カラフトキリギリス
問6
次の画像に写っている子ぎつねは何匹?
(よく探した上で判断してください)
?1匹 ?2匹 ?3匹 ?実は写っていない
問7
次の写真のように角張ったヒメマイマイをわたしは何と呼んでいる?
?カドバリオン ?カドバスター ?カドバリウム ?カドバリ夕張
問8
次の画像の中で、ヒメマイマイではないカタツムリはどれ?
(上段:側面 下段:上面)
問9
これはヤマトシロアリのなに?
?副生殖虫 ?新王 ?幼虫 ?落翅虫
問10
この中で和名に緑(ミドリ)があるものはどれ?
問11
わたしが作成した雪だるまの中で、一番古いものはどれ?
問12
も〜にゃ(うちの飼い猫)が膀胱炎になり、病院で尿検査してもらった結果、確認されたものは?
?ストルバイト ?ストロンチウム ?アダマンタイト ?マグネタイト
問13
昨年(平成25年)の9月1日にわたしが訪れた「おんねゆ温泉 ○の水族館」
○に当てはまるのはどれ?
?海 ?川 ?山 ?北 ?魔界
問14
次のうち、オショロコマの表面はどれ?
問15
「エゾヒメクワガタ」「エゾミヤマクワガタ」「キクバクワガタ」の3つに共通するものはどれ?
?近年発表されたクワガタムシ科の亜種 ?北海道に分布する高山植物 ?トガリネズミの門歯の型の名称 ?柔道の形のひとつ ?新・黒い三連星と呼ばれる3人の男たち
問16
アイヌ語名が「チチラカイ」(意味:我らが・陰茎・のにおいがする・者)という淡水魚は次のうちどれ?
?スナヤツメ ?エゾウグイ ?エゾホトケ ?フクドジョウ
問17
次のうち貝類はどれ?
?ヒメスズメ ?ウミスズメ ?ユキスズメ
問18
ザリガニの胃石の別名は?
?オクリカンキリ ?オリキクリカン ?カンクリオキリ ?オカリキクンリ
問19
次のうちオオコブオトシブミの蛹はどれ?
(全てオトシブミ科です・・・はっきり言ってもう運です)
問20
わたしの探索に欠かせない「探索4種の神器」のひとつはどれ?
(注:ひっかけ問題なので、よく選択肢を読んでください)
?:クマ呼び鈴 ?:虫除けサブレー ?:水分補給用ドリンク ?:強強打被
問題は異常です・・・いや以上です。お疲れさまでした。
以下は解凍・・・いや解答となっております。
<解答>
問1:?
問2:?
問3:?(?はキタツヤシデムシ、?はホコリタケケシキスイ、?はカラフトオニヒラタシデムシ)
問4:?
問5:?(アイヌハンミョウは北海道RDBで絶滅危惧?類(VU)に指定)
問6:?(過去のブログに使用した元画像には子ぎつね2匹が写っていましたが、問題に使用した画像はその部分が写り込まないように編集しております)
問7:?
問8:?(?のみホンブレイキマイマイ)
問9:?
問10:?
問11:?
問12:?
問13:?
問14:?
問15:?
問16:?
問17:?(?はチョウ目、?は鳥類)
問18:?
問19:?(?はヒメゴマダラオトシブミ、?はヒゲナガオトシブミ)
問20:?(?は×強強打被→○強強打破)
20問正解探索神に匹敵した力を持つ探索魔神
18〜19問正解探索により平和を導く者・・・その名は「探索王」
15〜17問正解探索神に祝福されし勇者
12〜14問正解偉大なる探索将軍さま
9〜11問正解当ブログの常連様
5〜8問正解甘からず、辛からず、美味からず、悪からず・・・
3〜4問正解探索たまねぎ剣士
0〜2問正解
物好きな飼育
現在、ヤマトシロアリをお試しで飼育中。
家屋の害虫であるシロアリを飼育するとは「物好きの極み」と言われそうだが、意外と飼育されている人もいるみたい。
(とは言えガロアムシを飼育している人の方が絶対少ないんですが・・・)
飼育もいたって簡単で、木造の部屋に放しておけばOK!(ウソ)
密封の容器に湿らせた紙を入れておくだけ。頻繁に紙を交換する必要もなく、乾燥さえ気をつければいい。
おそらく昆虫の中で飼育が最も容易なのかもしれないが、さすがに物足りない。
飼育しているのは、真っ白な偽職アリや兵アリではなく、落翅虫(結婚飛行後、翅を落とした翅アリで、新王または新女王となる個体)
しかも既に発展したコロニー内部から見つけた「出戻り組」
この中に新王と新女王がいれば徐々に増えていくと期待していたが、一向に産卵しない。
もう飼育開始して10ヶ月経過する。雌雄そろっていれば産卵しているはずだが・・・
もしかすると新王ばかりなのかもしれない。
今の状態で王なのか女王なのか区別方法が分からないので、打つ手なし。
シロアリだけに白黒はっきりしたいところ(ぷっ)
今年も頑張って女王アリ探してみようかな。
こんなものを買ってみた
あるものをネットで見つけたので、迷いながらも購入。
も〜にゃ(うちの飼い猫)が喜ぶと信じて。
超大型猫用爪とぎ器
約1600円也
丈夫ですぐにボロボロにはならず長持ちするらしい。
コスパ的にやや疑問に感じるが・・・
警戒しているのか、満足いく爪とぎをしてくれない。
これから思う存分、ガリガリして欲しいものです。
地図それぞれ
インターネット上にはいろいろな地図サイトというものがあって、それぞれに特徴があり、目的に応じて地図を使い分けるととっても便利。
わたしは探索のために3つの地図を使い分けております。
以下、参考までに。
「Yahoo!地図」
http://map.yahoo.co.jp/
全体的に見やすくて使いやすい。拡大縮小がスムーズなのが特徴。
道路が分かりやすく、目印となる建築物や施設とその名称が載っているので、目的地までのルートを調べて決定するのに便利。ナビゲーション的使用。
また、目的地の地形をある程度把握できるので、簡易な探索であればこの地図だけで事が足りる。
「地図閲覧サービス(ウォッちず):国土地理院」
http://watchizu.gsi.go.jp/
表示地域が狭く、地図記号ばかりで、慣れないと使いづらいが、等高線がしっかり明記されているので、詳細に地形を把握できるのが特徴。
そのためガロアムシ探索など地形重視の探索に最適で、戦略も立てやすい。
出発前に目的地のポイントをおおよそ絞ることができるので、現地でさまようことがなくなり、効率の良い探索ができる。
この地図のおかげで、今まで順調にガロアムシ探索ができたと言っても過言ではない。
(わたしのパソコンだけかもしれないが、JavaScriptを使用しているせいか、しばしば地図がバグるので、その度イライラする)
「Google Earth」
http://www.google.co.jp/intl/ja/earth/
Google 社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフト。
(地球のみならず火星や月、宇宙も網羅!)
上空写真なので、高低差は分かりづらいが、目的地の状況が手に取るように分かるのが特徴。
上の2つの地図の補助的使用。
予め目的地付近を確認しておけば、上記の2地図では分からない木々の生え方や伐採状況(開発の影響)など自然度が分かるので、更に効率の良い探索ができる。
特に河原や海岸、湿地など開けた環境は探索ポイントを絞りやすい。
実はこの地図を使って、ある生き物の生息地を一発で見つけ出した実績あり。
今は探索閑散期なので、春から開始する探索予定をこの3地図を見ながら計画するのが楽しみ(暇つぶし)の一つとなっております。
地図をみると想像が膨らんでワクワクしてきます。これって恋のドキドキと似た感情なんだろうか?(たぶん違うな)
要するに、わたしの頭の中ではすでに探索が始まっている。(空想探索)
いろいろ計画しているが、どのくらい実行できるだろうか・・・
だそうです。
成虫まで育てて謎を解く
昨年の初冬に夕張山地で採集した種不明のヒラタクチキウマの幼虫(♂)
同定するのが目的で、成虫になるまで飼育している。
雌の成虫は既に昨年の初冬に採集済みで、産卵管の特徴からマツモトヒラタクチキウマと推測していたが、雄の成虫も確認してみないと納得いかなかった。
3ヶ月で3回の脱皮を経て成虫となった。
あれ?2回だっただろうか?最近忙しくてバタバタしていたからすっかり忘れてしまった・・・
脱皮回数は今回重要じゃないとはいえ、しっかりと記録していないと後々後悔することになる。
ヒラタクチキウマは複数で飼育するより単独で飼育した方が脱皮不全の危険が低く、効率がいいようだ。
餌は野菜と熱帯魚の餌で、あまり食べている痕跡がなく心配だったが、糞はたくさんしていたので一応食べていたのだろう。
いつも落ち葉上に静止しており、落ち葉を持ち上げてもカメラを近づけても動かないが、触覚に触れると敏感に反応する。
尾肢の形状とその他の特徴から「マツモトヒラタクチキウマ」と思われる。
本種は石狩山地と天塩山地、利尻島に分布しているが、今回、夕張山地にも分布していることが分かった。
北海道中央部を南北に分布しているらしい。
本種はエゾヒラタクチキウマとツヤヒラタクチキウマの分布域と一部重なるが、これら3種が混生しているのか棲み分けしているのかは不明なので、今後調査してみたいところ。
やりたい事、やれない事、やらない事
4月になる前に済ませておきたいと思っていたもの。
?:も〜にゃの予防接種(動物病院に行くタイミングを完全に失ってしまった・・・)
?:なんか自宅のガス給湯器が発火のおそれがあるとかないとかで無償点検・部品交換(再三ガス会社から連絡がきているが、忙しく、このために作業時間の約1時間を費やす暇はない)
?:洗車
?:学会費の振込み
?:仕事の休み
?:散髪
?は4月になりそう。も〜にゃにお金渡すからひとり(1匹)で通院してくれたら助かるのに。(はじめてのおつかいみたいに)
?は今日、重い腰を上げて極めて簡易的に済ませてみた。
どうせこの時期すぐに汚れるんだけど。
?は来週中には振り込もうと思う。
?は本当に面倒くさい。10年以上使用しているのに今更発火のおそれがあるって言われてもね・・・
?・・・そんなものほとんどない。
探索繁忙期になったら休み取りまくるぞ〜って実行できるはずもなく。
探索閑散期でよかったと思ったり。