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Channel: 探索・採集・飼育みたいな雑記的記録
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晩秋〜初冬の風物詩

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10月29日にスタッドレスタイヤを購入&組み換えし、山地へは安心して行くことができる状態にしておいた。
いつもは国産メーカーのタイヤを購入するのだが、今の車も走行距離が約13万kmと、そろそろ買い替えを考えていることもあり、安価な外国産のタイヤを購入した。
多少の不安はあるが、今使っている古いタイヤよりはマシ。

冬に向けての準備も済んだという事で、旭川(実家)に行ってきました。
その前に恒例の寄り道探索。

気温は2℃(地面が所々凍っていたので、氷点下まで下がったのかもしれません)
厚着はしていたが晩秋用装備なので、この気温じゃ寒くて探索どころではありませんでした。
それでも一通り探索するところが、探索中毒者であります。


木々の葉はすっかり落ちてしまい、薄暗かった林内は明るく見通しが良くなっておりました。
この時期に林内で探すと言ったら、フユシャクの仲間でしょうか。
外灯の周りや看板、木柵を念入りに探しながら進む。
なにも記されていない看板の裏側や側面を凝視している姿は、他人から見ると実に怪しい行動であろう。誰もいなかったので助かりました。


ウスモンフユシャク(♂)
雌の翅は退化して短いが、見つかられなかった。


クロオビフユナミシャク(♂)
雌の翅は退化してやや短いが、こちらも見つけられなかった。
寒くなかったら、見つけ出すまで探したのかもしれない。


コナミフユナミシャク(♂)
コナミがあるならナム○もカプ○ンも・・・んなわけない。

右横にクスサンの卵らしきものが写っている。
そういえば今年クスサンあまり見ておりません。
今年は少し落ち着いて、大発生にならなかったのかな?


コナミフユナミシャク(♀)
翅を退化させ飛ぶことを諦めているが、中途半端に翅を残しているという事はちょっとした防寒のための意味があるのだろうか?


コナミフユナミシャク(♀)
冬に発生する蛾の雌はこんな感じで翅が短い種類がおり、移動能力も低いので、てっきり北方系の種かつ北海道亜種が多いのではと思っていたが、日本各地に普通に分布し、亜種でもないことを知った以降、あまり興味がなくなってしまった。
とはいえ、晩秋〜初冬の風物詩的な昆虫(?)なので、ついつい探してしまうし、見つかると嬉しい。


シャクガの一種(未同定)


PS:車内に入れっぱなしだった捕虫網やタモ(水棲生物用網)、釣竿、ウェーダーといった夏用探索アイテムは物置へ。
それでも11月いっぱいはエゾガロアムシ探索を続けられるので頑張ります。
そして12月になると防寒長靴とスノーシューが車内に・・・
そして今年もシーズン最後の探索目的となるクモガタガガンボの時期がやってきます。

そういえば今年は釣りに一度も行かなかった。
あと、採集依頼されていた種をいくつか見つけることができなかった事は悔いが残る。
・・・ん?今年を振り返るにはまだ早いか。


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