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Channel: 探索・採集・飼育みたいな雑記的記録
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南国風味2013

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先日、北海道にいるときに何回か一緒に探索し、以後、交流のある沖縄在住のムイムイさんが来道。
深夜のファミレスで生き物交換会してきました。
沖縄の亜熱帯と北海道の亜寒帯という気候の違いも距離も離れているため、同じ日本なのに生物相が全然異なることを再認識。
返ってロシア領であるサハリンの方が北海道と生物相は近い。

オキナワノコギリ(沖縄)・アマミノコギリ(奄美)・トクノシマノコギリ(徳之島)・クメジマノコギリ(久米島)などリュウキュウノコギリクワガタの各亜種を頂きました。
それぞれサイズや、大顎の形状、内歯の位置に違いがあり、並べて見比べてみると面白い。
その中でも、わたしのお気に入りはコチラ↓

トカラノコギリクワガタ(♂)累代飼育個体
こちらもリュウキュウノコギリクワガタの亜種で、全体的に赤褐色となるのが特徴。
テネラル(羽化直後)ではありません。


トカラノコギリクワガタ(♀)累代飼育個体
雌も同様に赤褐色。
この赤さはなんとも新鮮。
繁殖させようと容器に入れたところ、雌雄バトル勃発。
どちらも譲らないので、仕方なくお互い欠損する前に標本処理させて頂きました(泣)

他には・・・

マメクワガタ(大東島産)
普通のクワガタと違い、成虫は肉食傾向が強く、社会性昆虫に近い集団生活をするのが、とても興味深く、わたしの飼育探究心をくすぐります。


和名に「マメ(豆)」がある通り、体長は10mmほど。
見た目はヒョウタンゴミムシに似ているかな・・・って感じました。
3個体頂き、現在飼育中で繁殖を狙っているが、雌雄の判別が外見では判断しかねるので、どうなることやら・・・
ギャンブル的飼育となります。

で、次は・・・

こちらも小さな昆虫で、ホラアナゴキブリであります。
昨年、2個体ムイムイさんから頂き、繁殖を狙っていたが、早々に1個体☆になってしまってからずっと単独飼育しておりましたが、一年後、なんとか補充ができました。
ただ補充は1個体なので、これも雌雄がそろってくれなければ繁殖ができません。
短命そうな昆虫だと思ったが、成虫になってから1年生きているので、ホラアナゴキブリってなかなかの長命なんですね。意外です。


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