前回の記事の続き
野付半島を後にして、帰路へ着きつつ北上。
小清水町の涛沸湖へ立ち寄り、10年ぶりにカラフトキリギリスを探してみるも、風が強く草の擦れる雑音がひどくて全くわからん。
ハネナガキリギリスの鳴き声がなんとか聞こえるレベルなので、でかい図体の割にチキチキ・・・と、か細く鳴くカラフトキリギリスはお手上げ。
それにしても今回の探索は風に泣かされる・・・
もう帰ろう。
北見を抜けて、「塩別つるつる温泉」で入湯。
この温泉は、遠征の際にはよく利用している温泉で、探索で疲れた体を癒してくれる。
ここの入湯の有無で明日のモチベーションが左右されるといっても過言ではない。
本当は入湯後に食堂で食事したいところだが、自分が訪れる時間帯は営業してないのが残念。
温泉から出ると午後6時を過ぎて、もう暗くなっていた。
風もないし、折角だからちょっと戻って北見市でまたキタミモンヤガ見よう。先日見たばっかりだけどね・・・
で、前回見つけた外灯下で陣取る。
まだ早い時間なのでちょくちょく車が通る。その度に何事もないような素振りをして通り過ぎるのを待つが、さぞかし怪しく思ったに違いない。
外灯の下ではセアカヒラタゴミムシがうろうろ歩き回る。
外灯に飛来して地面に落ちた蛾などの昆虫を狙っているのだろう。
言わばわたしと同志である。車に気をつけ、協力して探索しようではないか!
キタミモンヤガ
今回はシロモンヤガが多く、キタミモンヤガ2個体飛来する間に20個体以上のシロモンヤガがわたしを翻弄した。
結構似ているから間違えやすいのです。
ちなみにカトカラは1個体のみ飛来、ヤママユガ科はなし。夏系蛾は明らかに減った。
今回の探索は天気など恵まれれば、4~5回の記事になる予定だったが、こんな残念な結末で終わってしまった。
姉さん、不甲斐なくてゴメン。(姉さんいないけど)
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悪天候強行!道東探索遠征その3(エピローグ)
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