ツノグロモンシデムシ Nicrophorus vespilloides
触角の先端部は黒く、端紋は黒色部に囲まれるのが特徴。
北海道と本州の高地に生息しており、札幌にいた頃は見たことがなかったが、旭川近辺の山地での個体数は多いようだ。
場所によっては、本種とヒメクロシデムシのみがトラップにわらわら入るところも。
腐肉に集まるだけあって、シデムシの臭さは吐き気を催すほど強烈過ぎて、触るのに躊躇してしまう。あと、体を動き回るダニのおまけも嫌だ。
シデムシは取り扱い要注意昆虫の筆頭だ。大丈夫なのはキタツヤシデムシくらい。
それでも、触角の先端部が橙色のモンシデムシばかり見ているためか、本種の触角を見ると新鮮な気持ちになったよ。
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黒いと新鮮、でも臭い
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