北見山地のとある沢
小雨で低温という一般的な探索するには悪条件であるが、ガロアムシ探索は掘削採集なので天気に左右されず、しかもブヨに襲われないので、ある意味好条件。
この沢、上流は期待できなさそうだったので、珍しくアクセス地点から下流へ移動しつつ、ガロアムシの生息環境を探す。
仕事の疲労がたまっているので、あまり体力を消費することができない・・・
今シーズン2個体目幼虫
なぜ1個体目ではないのかと言うと、先日行った探索で幼虫を掘り出したが、カメラを準備している隙に逃げられてしまった。
生息していそうな環境(礫層)はあるにはあるが、表層に木の根が多く、それが邪魔で掘るのが困難。北見山地はこのような場所が多い。
ちなみに北見山地では、個人的に成虫の採集確率が低い。
そのためサンプルとして、飼育し成虫にするためお持ち帰り。
尾毛が7節(亜分節は含めず)なので、終齢と思われる。
体色が暗いので脱皮は近い。
次の脱皮で亜成虫となり、更に次の脱皮で成虫になる。
ん?この足跡・・・
小さいがヒグマだ。しかも新しい。
深追い禁物、引き返そう。
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ブヨなし良好
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