自宅から近いある河原を探索していた時のこと。
急にケモノ臭を感じ、辺りを見回すと、無数のエゾシカの脚が無造作に転がっていた。
実に不自然。
全て同じ部位で、肉は付いていなかった。
これは、ヒグマがこの川でエゾシカのガラを煮込んでスープを抽出していたに違いない。
冗談はさておき、これはハンターもしくはその関係者が不要な部位を不法投棄したのだろう。
自然の中の不快な違和感は大体人間の仕業だ。
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不快な違和感
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