北海道に生息する名前に「エゾ」の付くセミは、エゾハルゼミ・エゾゼミ、コエゾゼミ・アカエゾゼミ・エゾチッチゼミの5種。
が、「エゾ」という名前が付くにもかかわらず、北海道のみに分布するセミは以下の1種のみ。他はエゾを語る偽物だ。(百歩譲って北方系のコエゾゼミは大目に見てもいい)←何様?
エゾチッチゼミ Kosemia yezoensis
正真正銘北海道特産の北方系ゼミ。大和朝廷の支配下に入るのを拒んだセミだ。(?)
近似種でチッチゼミが北海道南部から九州にかけて分布するが、こちらは北海道RDBで希少種に指定されているのが腑に落ちない。
まぁどうせ温暖化の影響で北上していずれ珍しくなくだろうと思っているがどうだろうか?
名前も可愛いが見た目も小さくカワイイ。
特に後翅が跳ね上がって突き出た部分が特徴的でソフトモヒカンみたい。
札幌市内でも鳴き声をよく聞くが、元気な個体を採集するにはなかなか手こずる。
じきに弱って地面に転がる個体を拾った方が楽。「落ち蝉拾い」
今年、札幌市内でアブラゼミばかり見かける。
数年前はそんなに多い種ではなかったのに・・・
逆にエゾゼミやコエゾゼミがさっぱり見かけなくなった。これも温暖化の影響なのか?
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ゆがんだエゾ至上主義
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