北海道のGW期間中というのは毎年天気に恵まれない傾向にあるような気がしますが、今年は特に酷いですね。
気温が低く、雨天続きで、場所によっては雪が降る始末。連休中の天気はほぼ全滅といっていいようです。
わたしは連休中は仕事であるため、他人事で落胆はしませんが、30日(平日ですが)唯一休みが取れたので探索へ。
もちろん例外で晴れてくれる訳はなく、この日も天気予報では昼から雨ということで、早朝に出掛けて、十分探索して昼前に帰宅する計画。(ヒット&アウェイ探索)
某アシ原
朝6時に到着。曇りで風はやや強め。
まず目的の前に、このアシ原で越冬中のアオホソゴミムシを探してみることにしました。
周囲にはこのようなアシ原が点在するが、ここのポイントはかなり規模が小さい。
ところが、探索開始して間もなく雨が降り出したのであります。(天気予報め・・・)
小雨なので問題ない(?)と判断し続行。
転がっている朽木(流木)はいくつかあったが、越冬に適した材は限られた。
アオホソゴミムシは硬めで乾燥気味の材を好んで越冬しており、過度に湿って容易に崩れたり、土に半分以上埋まった材には見られない。
確認できたゴミムシは3種。
アトマルナガゴミムシだろうか?
一番多くまとまって出てきた。
単に大きいから目立つのか?
以前、違う場所(葦原)の材では、エゾマイマイカブリやエゾアカガネオサムシが出てくることがあったが、ここでは材が小さすぎるのかオサムシ類は確認できず。
ちなみにコクワガタ(♀)は出てきました。(今シーズン初クワガタ)
小型の謎ゴムミシ。これはアシミゾナガゴミムシだろうか???
何年経っても、黒系ゴミムシの区別は苦手です。
アオホソゴミムシ
確認できたのは2個体のみ。
小さなゴミムシなので豪快に材を割っていると、気づかずに吹っ飛ばしてしまったり、「ギロチン斬り」を発動してしまうので、優しく少しずつ割るのがコツですが、これがなかなか難しい。
気が付いたら雨が強くなっており、止む気配もないので、目的に取り掛かる前にやむなく撤収。
結局1時間半ほどしか探索できず、逆にストレスが溜まる探索となりました。
これなら天気の良い日の仕事前に探索すればよかった・・・
帰宅して採集したアオホソゴミムシを撮影
それにしても美しいエメラルドなゴミムシです。
で、桜って今年咲くの?
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消化不良な探索
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