かなり遅くなってしまったが、今シーズン初のエゾガロアムシ探索を行なった。
いろいろサブ探索に手こずってしまい、本業(ガロアムシ探索)が疎かになるという由々しき事態。
ちょっと反省。
樹海の枯れ沢
この辺りはオオガロアムシに匹敵するくらいの大型傾向。
成虫のサンプルが少ないので、少しでも採集確保したいところ。特に雄。
斜面を掘って、礫層を見つけ出す。
礫間に空隙があり、適度な湿気があれば、半分当たり。
後はガロアムシが出るまでひたすら掘るのみ。
もちろんハズレの場合もあるので、体力消耗前にポイント変更するかどうかの見極めが難しい。
中齢幼虫
5〜6齢サイズであるが、尾毛が両方とも欠損しているので、正確な齢は不明。
この子が今シーズン初のエゾガロアムシとなった。
若齢幼虫
尾毛の節数から3齢と思われる。
結局、幼虫×3を得られただけで、成虫を掘り出すことはできなかった。
この辺りの産地は、地形や地中の層にクセがあって、地滑り、崩落、落石を誘発しやすく、安心して探索できない。
魅力的なポイントも多いが、できれば頻繁に行きたくない。
メクラチビゴミムシの一種
ヒダカメクラチビゴミムシTrechiama borealis borealisの記載産地に近いので近縁か同種であろう。
人によって価値観は様々で、メクラチビゴミムシはわたしにとってガロアムシ探索の外道となる。
この発言で更にマイノリティ度が上昇する。
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マイノリティな採集
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