謎の声:「これgecko、冬は終わった。そろそろ目覚めるがよい。」
gecko:「そ、その声は!」
探索神!!
探索神:「昨年も同じやり取りをしたからもう分かっておるな。 さっさとアレを見つけて、高らかに春の到来を宣言せよ。」
gecko:「御意!」
場所は札幌市某所
4月3日 午前5時
やや薄暗いが、この時間でこの明るさになるまで日照時間が長くなったという事で嬉しく思う。
このくらい明るければ、早朝からの探索もでき、遠出もしやすくなる。
待ちに待った季節・・・探索三昧の日々もあと少し。思いどおりに三昧とはいきませんが・・・
日当たりの良い斜面にはフキノトウがちらほら。
居酒屋で食べた「フキノトウの天ぷら」の美味しさを思い出す。
あれは美味しかった・・・
エゾサンショウウオ産卵ポイント
ここでエゾサン卵を確認することが毎年の恒例行事。
昨年は雪が多く、4月9日の確認となったが、今年は雪が少なく雪解けも早かったので、少し早めの観察。
なのでちょっと不安。
現地は残雪がやや多く、水溜りもまだ小さかった。
2〜3日早かったかと思ったが、水溜りの規模はエゾサンが産卵するにはなんとか問題ない大きさと深さなので、諦めずに探していくと・・・
なんとか1つの卵嚢を発見。
それにしてもこの場所は、水面にゴミが多いし、水は濁り気味なので、目立つはずの白い卵嚢を探すだけでも苦労する。
早速触ってみて、ぷよぷよ感を堪能。
水がとても冷たかった。
卵嚢は水分を含み膨張しているので、昨晩産卵されたものではなく、少なくとも1日は経過しているようだ。
4月1日夜の産卵か?
結局、卵嚢はこのひとつのみだったので、ここでの1号卵なのでしょう。
そういえば昨年も1号卵のみだった。今年も運が良い(?)
週末くらいから、ぼちぼちと産卵が増えそうだが、週末の気温はやや低いので少しピークは遅れるかもしれない。
なにはともあれ目的は達成しました。
それでは恒例の締めの言葉。
エゾサン産卵を確認したので、春到来を高らかに宣言いたします。
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春到来宣言2014
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