久々に探索してみた。じつに約3ヶ月ぶり。
場所は札幌市南部の丘陵地。
空気は冬の透明感のある無機質なものではなく、土のニオイを感じるやさしい春の香り。
まだ深く雪が残っているが、雪解けは確実に進んでいる。
雪上は歩きやすく、スノーシューは必要なかった。でも油断するとズッポリはまってしまうことも。
ユスリカが大量に発生しており、いくつもの蛾柱を形成していた。
進行方向にあると邪魔なので追い払いながら歩くのだが、この蚊柱、なぜか横ではなく進行方向の前へ前へ移動する。
煩わしいが、春が近づいたと思えば、ユスリカの蚊柱もまた嬉しい現象。
このような発達した水溜りをいくつか見かけたが、エゾアカガエルやエゾサンショウウオの産卵にはまだ早い。
15日ほど先か?
クロカワゲラの一種
大型と小型の個体がおりそれぞれ別種かと思ったが、交尾している個体を複数確認したので、大きい方が雌で小さい方が雌のようだ。
しばしば見られる短翅型はいなかったが・・・
極めて短翅な個体がいた。
ここまで短いタイプは初めて見た。
これはセッケイカワゲラ類なんだろうか???
これはセッケイカワゲラ類(♂)
こちらはお食事中のセッケイカワゲラ類(♀)
北海道に生息するセッケイカワゲラ類はエゾユキクロカワゲラEocapnia yezoensisと未記載種2種の計3種。
札幌市に生息するのはどの種なのか調べてみたい。
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春接近中
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