今年のクモガタガガンボ飼育
目的は蛹化の確認で、簡単と思いきやこれがなかなか難しい。
3年前は蛹化直前まで幼虫を育てることに成功したが、一昨年、昨年は途中で失敗。
今年こそはと思ったが、連日の低温・大雪など天候に恵まれず、まともな採集は1回のみ。
産卵可能な成虫(♀)の確保が1個体のみだったので、採卵数も過去最低。
数少ない卵を幼虫飼育用容器(通称:第2弁当箱)へ移動。
孵化は確認
ここまでは毎年うまくいっている。
そう、ここまでは・・・
幼虫の拡大画像
見た目が頭部のあるウジ虫といったところなので、他人は気持ち悪いと思うだろうが、自分にとっては可愛いらしく感じちゃったりします(変人)
飼育はここからが重要で、いかに餌を腐らせ過ぎないかがコツ。
(幼虫は腐った植物を食べて成長するが、腐敗にもいろいろあり、好みがあるようです)
特に餌にカビが生えると、幼虫が死んでしまう事は昨年の飼育で学んだ事なので、今年は気をつけようと思っていたが、油断してカビが生えてしまった。
そして死滅・・・。昨年と同様の結果に。
やってしまった・・・
以前の飼育データをしっかり見直すと、「そういえば、そうだった!」と思う事ばかり。
学習能力がない自分にあきれてしまいます。
今回もダメかと意気消沈。布団敷いて寝ましょうかね〜(現実逃避)
クモガタガガンボの活動ピークはそろそろ終わるが、まだ野外でサンプル確保はできる。
飼育法の改良案も考えた。
でもモチベーションが上がらないので、来シーズンに挑戦するかもしれない。
↧
今年もか・・・?
↧