昨年、ムラサキハムシ(幼虫)を採集した林道
林道は崩壊と一部が川と同化しているため廃道状態であるが、道はなんとか残っている。
探索には多少の危険が伴い、本来なら一人で入り込んではいけない場所なんだけど、人に会わずに探索できるって事はたまらなく嬉しい。
今回はムラサキハムシの成虫をスイープしてみたいので再挑戦。
本当は6月上旬を探索予定としていたが、別探索や悪天候で6月下旬と遅くなってしまった。
というか昨年の探索日より1日早いだけなので、越冬成虫を狙うには昨年同様、時期遅れかもしれない・・・いや、ダメでしょ。
ブヨと蚊が多いので、蚊取り線香は必須。しかも強力な「赤函」を使用。
虫よけスプレーはあまり効果ないが、「赤函」は効果覿面。
衣服や車内に煙臭が付いてしまうのが難点だが・・・
熊よけ鈴と携帯蚊取り線香入れを装着し、危険回避確率を上げたことだし・・・
よ~し、いざ出陣!!
注:アラフィフです。
林道脇にはカラマツソウ(たぶんエゾカラマツ)が至る所に群生しており、花は今がピークだった。
陳腐ハナカミキリの他にも写真上のカラフトトホシハナカミキリなどが訪花していた。
キモンハナカミキリもそこそこ見られるが、まともに撮影させてくれない。
場所的に粘って探せばもっと珍カミキリを得られる可能性もあるが、目的はカミキリでない。
昨年のような脱線は避けよう。
クレヨン的なアレ?
ドロノキでスイープしたが、終齢幼虫ばかりが入る。
やはり遅かった・・・
このドロノキの下で、昨年紛失した水分補給用のペットボトルが見つかった。(詳細は昨年のブログを参照)
責任を持って飲み干しました(ウソ)
イラクサで見つけた前蛹。風で落下したのだろうか?
成虫を狙うには7月に入ってからの新成虫となるが、別探索予定がぎっしりなので無理。
とっても新しいブツ発見。
タヌキのため糞かと思ったが、内容物からヒグマ糞っぽい。
もう見慣れているので驚きはしないが、とっとと帰ろう。
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北海道パープル賛歌2020
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