「geckoよ・・・そろそろでないのか?」
そ、その声は!?
あー探索神ね・・・
探索神「なんだ、その態度は!
まぁよい、コロナウイルスの影響で落ち込んだ景気をおまえの春到来宣言で払拭してやるのだ!」
今年は積雪量が少ないため雪解けがいつもよりかなり早い。
そのため融雪プールの規模が小さいなど弊害はあるが、エゾアカ、エゾサンの産卵も早く始まる???
2019年は4月25日、2018年は4月17日、2017年は4月15日でエゾサン卵を旭川市のマイ産卵ポイントにて確認している。
(参考として2019年は大雪、2018年もそこそこ積雪量は多かった)
通常で考えればもう産卵していても不思議ではない。
では今年はどうなのかと言うと・・・
数日前から確認に訪れているが、親カエルはちらほら確認できたものの産卵の気配はなかった。
あれ~おかしいな。
夜間、氷点下に気温が落ち込むのも原因か。
4月24日
マイ産卵ポイント。ここは安定した水量があり産卵が期待できる。
昨晩も懲りずに雪が降ったが、大丈夫だろうか?
おっ、あったあった。エゾサン卵嚢群!
卵は新しく、昨晩あたりの産卵と思われる。
そういえば、毎年一番早く産卵を1対のみ確認できるマイポイントがあったが、昨年から確認できなくなった。
環境は変化ないので、おそらく親個体がいなくなったのだろう。いとかなし。
エゾアカの卵塊も確認
こちらも産卵してから日数が経過していないものばかり。
今年の産卵確認は平年並みどころか遅い。遅すぎる。
雪解けスピードや積雪量は関係ない。産卵に適した気温が続かないと産卵しないね。
エゾサン産卵を確認したので、春到来を高らかに宣言いたします。
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春到来宣言2020
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