昨年、石狩市と稚内市で採集したセスジガムシ
最初、同種のエゾセスジガムシだろうとそれほど気に留めなかったが、よく調べてみると違うようだ。
石狩市と稚内市で確認した種
体長は大型で5mm近い。
爪と「ふ節」末端部のみ黒いのが特徴。
稚内市で採集した種
体長は約3mm。
爪と「ふ節」全体が黒いのが前種と異なる。
側面(同サイズに修正)
上が大型種で下が小型種
前胸背板の側方部と前角に明瞭な違いが感じられない。
大型種は、キタセスジガムシの体長範囲内ではあるが、若干上翅先端が反っているが尖っていないのでに該当しない。以前に北大雪の亜高山帯で採集した個体(5.5mm)に似ている。同種ならどちらもキタセスジガムシではないのか?
小型種はエゾセスジガムシ、クロセスジガムシ、Helophorus orientalis(和名なし)が該当する。
おそらく陳腐なエゾセスジガムシだろうと思うが、確実に同定できる資料がないので、もうお手上げ。
このストレスを解消するため、明らかに上翅先端が反って尖っている「これぞキタセスジガムシ!」という個体を採集してスッキリしたい。
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セスジガムシまとめ
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