「下北自然学巣」の大八木昭さんらが組織する研究グループが、人為的移入とされていた本州(下北半島)に分布する「エゾホトケ」が、北海道産個体群とは異なる独自のDNA塩基配列であることを発見し、自然分布(在来種)であることを科学的に証明されました。
この純淡水魚が津軽海峡を越えて分布していたという事は、生物地理学的障壁とされているブラキストン線の重要性を疑問視する事にも繋がるのであります。
論文は日本魚類学会の学術雑誌(電子版・英文)に掲載されております。
わたしも頭から血を流しながら北海道内のサンプル採集に微力ながら協力させて頂いたので、この発表は嬉しい限りです。(論文の謝辞に名前が載っております。)
エゾホトケ
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国内移入種から在来種へ
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