Quantcast
Channel: 探索・採集・飼育みたいな雑記的記録
Viewing all articles
Browse latest Browse all 855

外来種に対する・・・

$
0
0

実家に帰った際、途中で立ち寄ったアズマヒキガエルの繁殖地。


大雪の影響か、石狩川の増水も半端なかったようで、付近のハンノキがなぎ倒されておりましたが、繁殖池は例年となんら変わりなく無事でした。


最初に目についたのが、陸地に上げられたヒキガエルの卵。
どうやら駆除されているみたいで、何ヶ所かこんな感じで日干しにされていた。


毎年駆除されているようですが、水中には所々難を逃れた卵がちらほら・・・


生体も3個体確認。


定着することができる外来種というのは、環境の適応能力が高く、繁殖能力も高い。
特にカエルは多産傾向にあるので、卵や生体を見つけて駆除する方法のみでは効果は低いでしょう。
それでも、ここは毎年の駆除の成果なのか、以前より個体数が少なくなった気もします。
しかし、既に旭川市から石狩市まで石狩川沿いにしっかりと定着したアズマヒキガエルをこの地だけで徹底的に駆除しても焼け石に水。

何か効果的な方法はないだろうか・・・とも思うが、正直わたしは外来種の駆除に対して何が正しいのか判断するに至っておりません。
だって人間が諸悪の根源で、外来種には罪はないのだから。
といってもこのまま放置していいわけでもない。
結論が見つからず・・・もしかすると、正しい対処法というものはないのかもしれない。


あれ?この大きなオタマジャクシ・・・
特徴からツチガエルっぽい。
これも外来種。どこから入り込んできたのやら・・・
数個体確認したが、この場所では駆除対象になっているのだろうか?
ツチガエルもここ数年で増えたなぁ・・・


Viewing all articles
Browse latest Browse all 855

Trending Articles