3日に所要があり実家(旭川)へ。
この日の気温は高く、雨天。
旭川手前の神居古潭付近では、路面が滑って大型トラックやタンクローリーが走行車線・対向車線ともに次々と立往生し始め、どんどん渋滞。
それらを縫うように避けて、なんとか旭川市内へ。
高速道路では救急車やパトカーがサイレン鳴らして走っているのが見えた。
とんでもない日に来てしまったか?
気を取り直して、実家に行く前にクモガタガガンボ探し。
これから本格的に雨が降る予報なので、迅速に済ませたいところ。
雪で覆われた林道(数日前にかなり積もったという)
午前8時頃。
空は厚い雲に覆われ薄暗く、ぽつぽつと小雨が降っていたが、風もなく、気温も-1℃程とクモガタガガンボが活動する好条件なので、おそらく見つかるだろう。
この時期に珍しく、傘を差しながらの探索となった。
(この時期でなくても傘がいるほどの雨天には探索しないか・・・)
クモガタガガンボの一種♀
早速、雪上を歩いていた。今シーズン初KGG
クモガタガガンボの一種♂
雄の割合が多い。
クモ類もちらほら。
以前はクモガタガガンボとサイズや容姿が似ているので、紛らわしく感じていたが、動きなどから遠くからでも判別できるようになった。
雪原はクモガタガガンボを探しやすい環境。
ただ雪原の中心部では見かけることはほとんどなく、発生場所であろう林縁付近に多い。
少しずつ歩き、立ち止まって、雪上を動く黒い点を探し出す。
動きが速ければ本命、緩慢ならクモとなる。
1時間程の探索で、雄が約20個体、雌が8個体のクモガタガガンボを確認できた。
※ 大型種・小型種など分けずにカウント
交尾するクモガタガガンボ
雌雄を一緒にすると、雄はすぐに交尾を試みる。
容易に雌雄が巡り合える環境ではないので、何はともあれまず交尾なんだろう。
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雨天のクモガタガガンボ探索
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